読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

& BONO  インテリアデザイン、あれやこれや

インテリアデザインのこと、インテリアコーディネーターの仕事のこと、日常でのデザインの話、大好きなホテルの話などを綴ります

かっこいい電話機の定義

通常のリフォームとわたしが担当したリフォームの違い・・・

 

それは、間取り変更、レイアウト変更、照明計画といった通常のプランに加え、アートやグリーンからゴミ箱やハンガーといった小物まで探してくることだと思います。

 

今携わっているのはオフィスのリフォームですが、受付の電話機でこんな依頼がありました。

「カッコいい電話機を置きたい!でもよくあるカッコいいデザインはイヤです!」

最近いろいろなオフィスでクールなデザインの電話機が使われていますが、それは好きではないらしい。

 

その時は軽い気持ちで「はい!わかりました。もう少し探してみます!」

 

そして、ネットで検索。

今はとても便利な世の中になりました。

「カッコいい電話機」といったベタな検索ワードから「デザイン電話」「おしゃれ電話」などのワードをいれてみてみます。

 

でも、ここで予想外の壁。

出てくるのは見たことのある機種ばかりです。

 

う~~~~ん!

意外にないぞ!

 

もっと簡単に探せると思っていたけど、そんなに簡単じゃない!

 

その中からいくつか見てもらうけど、当然「う~ん!」と首をかしげるクライアント。

 

そこで再度ヒアリングをして、そのククライアントにとって「カッコいい」とはどんなものが聞いてみました。

それでわかったことは、そのクライアントにとって「意外性」「独自性」がカッコいいの大事な要素ということ。

 

ならばと、冗談半分で提案した電話機がこちら・・・

f:id:bibimaru:20170217194914j:plain

昔アメリカの一般家庭にあった電話機。

プッシュ式でもなく「じ~~~~っ!」っと回したダイヤルがもどるのを気長に待つ電話機です。

受付電話なので、時間がちょいかかるのは問題ないとのこと。

 

こだわりは日本の電話機じゃなくてアメリカのレトロ電話機というところ。

アルファベットが書いてあるのがちょっとだけカッコいい。

 

クライアントにみせたら、そのうちもっといいデザインがでるまでこれにする!

他の変にスタイリッシュな電話よりこっちがいい!

と喜んでいただきました。

 

やった~!

 

この電話機にはオチがあって、実はこれわたしが昔々使っていた電話機なのです。

どんだけ昔なんだよと言われそうですが、NTTの電話機を借りることが一般的だった時代、それだけはどうしてもイヤで、探して探して・・・

それこそネットのない時代、自分の脚でいろいろなお店を回ってやっとみつけた思い出の品です。

 

わたしのこだわりの1品。

FAX付電話やコードレス電話に代わり、さすがに今は使っていませんでしたが、捨てるに捨てれず保管していた大事な1品です。

 

そのうちこれ以上のものが見つかるまでということで貸し出ししたわけですが、個人的には自分の大事なものを気に入って使ってもらえることはとてもうれしいことです。

 

さっきはちょっとノスタルジーを装うための策略でモノクロ写真にしたけど、実際の色はこちら・・・

 

f:id:bibimaru:20170217201934j:plain

少し残念なのは、長い間箱にしまっていたため、変色していたこと。

もともとはピンクベージュのとってもいい色だったのですが、黄ばんでしまっていました。かろうじてクルクルのコードの色に面影がみえます。

 

 

これからこれを綺麗に吹き上げてお渡しします。

 

いったいいつまで使われることになるかはわかりませんが、頑張って第二の人生を歩んでもらいたいものです。

 

 

咲くべきところに咲いた花~置くべきところに飾ってあげよう!

先日のブログで、奈良の野花を買ってきたと記事に書きました。

 

白金台「ときのもり」〜自然体の奈良がここにありました。 - & BONO インテリアデザイン、あれやこれや

 

可愛く素朴なその野の花をすっかり気に入り、帰るやいなや、いつも通り部屋に飾りました。

f:id:bibimaru:20170217125444j:plain

が、何かピンと来ないんです。

 

こんなこと初めて!

 

活け方?花器?

と、いろいろ変えましたが、何か違う。

まあ、それなりにはおさまってしますが、いつものようにうっとりという風にはいかないのです。

花自体は逆にいつもよりまして、気に入っているのにです。

 

Hu~~~~~m

 

10分ほど考えましたが、なぜだかよくわからず、しまいにはあきらめました。

 

そして、

「しょうがない。写真でも撮るか!」

ということで、いつものように写真を撮ることにしました。

時刻はまさに夕暮れ直前。部屋が少し暗くなってきたときです。

 

部屋では照明をつけないと暗いけど、外ならまだ日は落ちていない。

そんな時間帯だったので、花を花瓶ごとバルコニーに持ち出して写真を撮ることにしました。

 

そして、ふと画面をのぞくと・・・

いい感じ!

f:id:bibimaru:20170217125512j:plain

さっきの違和感がうそのようになくなって、とってもいい感じなのです。

急に花が生き生きとしてみえてきました。

活け方も花器もさっきと全く同じなので、いいんです。

 

そうか!

ここでやっと気づきました。

 

野の花だ!

そう!野の花の育った環境を考えました。

この子たちは自然の中で、自由に咲いていた草花でした。

そんな子供たちを安っぽい壁紙の部屋の前で、おすましさせて飾ったところで、生き生きと見えるわけはありません。

 

その光や空気の中に置いてあげると、のびのび見えるのは育った環境や風景がそうだかからに違いありません。

 

また屋内でも、木・土・石・タイル・コンクリートといった素材の壁や木材の風合いが感じられる家だとともても素敵に見えるに違いありません。

 

「花」とひとくくりににしても、和生の植物、輸入の植物、野に咲く花、畑で作る花などなど選手万別。

 

それを何も考えずにポンといつもの下花器にいれて、いつもの場所に置くなんて、なんて乱暴だったんだろう!

 

花も人と同じように咲くべきところに咲いた草花。ちゃんと一番映える場所に置いてあげよう。

 

わたしも自分と合わない場所・気乗りのしない場所に連れていかれたらいやだもん!

 

おそろしく納得して、深く反省した冬の夕方でした。

 

白金台「ときのもり」〜自然体の奈良がここにありました。

f:id:bibimaru:20170215183808j:image 

1年前のオープンの時からずっと行きたかった白金台の「ときのもり」。

一年かけてやっとやっと、訪れることができました。

 

 場所は白金台の外苑西通りをちょっと入った小道にあります。

f:id:bibimaru:20170215184307j:image

 

「ときのもり」ってどんなところ?

さてここまでわたしが行きたいと熱望していた「ときのもり」ってどんなところ?

そこはずばり「奈良」です。

 

「奈良って奈良県?」

そうその奈良ですが、よくあるアンテナショップではありません。

「とこしえの都 奈良」をコンセプトに奈良で作られたいろいろな商品を展示したり販売したり・・・そして食する場所として作られたショップです。

 

新しいショップが続々とオープンする東京において、不精なわたしがここまで行きたいと思ったショップは数少ないのですが、ここは「いくべし」と心のメモ帳に刻まれたショップの一つです。

 

実際訪れて自分の勘が外れていないことを確信しました。

ショップは1階と2階に分かれていて、1階はジャンルは問わなずいろいろな奈良のものが展示販売されています。

f:id:bibimaru:20170216054101j:plain

 

たまたま仕事がここから2分の場所であったのでその帰りに立ち寄ったのですが、何と私がくるのを待っていたかのように、ちょうど「奈良の椅子」展が開催されていました。

 

こちらのスツールの受注会です。

f:id:bibimaru:20170216054432j:plain

このスツールの可愛いのなんの!

コロッとしていて、とっても座りやすい。いろんな家具をみている私がうなるクオリティの高さ。

知らなかった!こんな素敵な椅子を作る方が奈良にいらっしゃったなんて!

 

作り手は奈良市で椅子の修理・貼り替えを手掛けていらっしゃる「naice」の中田真太郎さん。

 

驚いたのは、店内に展示してあるスツールの座はは何と鹿の革。

恥ずかしことに張地として鹿の革が使われている商品を初めてみました。

とても肌なじみが良くてびっくりしましたが、鹿の革はとても丈夫だそうです。

実は鹿の革は古代、日本で最も愛用されていた革だそうで、日本の伝統工芸として有名な甲州の「印伝」は鹿の革で作られています。

 

こちらは鹿の革のサンプル。

f:id:bibimaru:20170216055744j:plain

 

受注会では座の張地はもちろん、高さや脚の色などをチョイスして自分だけの椅子を作ることができます。

 

f:id:bibimaru:20170216054914j:plain

 

 (こちらの写真は「ときのもり」のHPより)

 

店内は他にも奈良の素敵な作品が並んでいました。

デヘヘ(*^-^*) 

実はわたくし、こちらの一刀彫の立雛に一目ぼれして購入しました。

f:id:bibimaru:20170216060558j:plain

 

それ以外にも、奈良のお茶やお菓子、調味料、ジュースから・・・

f:id:bibimaru:20170216060302j:plain

f:id:bibimaru:20170216061050j:plain

奈良から送られてきた新鮮な野菜まで・・・

f:id:bibimaru:20170216060825j:plain

 

そして極めつけはこちら・・・奈良の草花の花束。

f:id:bibimaru:20170216061147j:plain

もちろん衝動買い!

 

1階ではちょっとした喫茶コーナーもあり、奈良のジュースやケーキをいただけます。

わたしはコーヒーでちょっと一休み。

 

2階は奈良の食材を使ったレストラン「CIEL ET SOL(シエル エ ソル)」。

f:id:bibimaru:20170216061219j:plain

この日は時間が過ぎていたので、お邪魔できませんでしたが、いつも予約でいっぱいなので、予約なしで入るのはむずかしいそうです。

それもそのはず。帰ってHPを調べたら、オープン1年でミシュランガイドで1つ星を獲得したそうです。

( ̄▽ ̄)ゞラジャ 予約して必ず行きます!

 

「ときのもり」はとっても自然体であるがままの奈良のこころを感じさせてくれるショップでした。

 


 

 

「N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅」ギャラリーツアーに行ってきた!

以前紹介した森美術館で開催中の「N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅」展。

先日、この展覧会を企画した美術館のキュレーターの解説のもと、展覧会をまわるギャラリーツアーが行われたので、参加してきました。

 

案内してくださったキュレーターの片岡真実さん。彼女の解説のもと会場をまわります。

f:id:bibimaru:20170216042317j:plain

 

既にイヤホンガイドをつけてみたアートたちですが、やはり生の解説はわかりやすいし面白い!

例えばこちらのアートでは、どの人物から書き始めたか、最初に10人程描いてしばらく筆をおいた期間があったとかの制作裏話をしてくださいます。

f:id:bibimaru:20170216042333j:plain

 

ここでは会場に置かれていた新聞の意味がやっとわかりました。

以前ここをみた時は、「何?」って思っただけで通り過ぎていました。

この新聞は今回のアーティスト「ハルシャさん」が制作活動を行っているインドのマイスールの新聞で、毎日メールで送られてくるものをプリントアウトしたものだそうです。

ここに置いてあるのは、マイスールというインドの小さな町の一面を飾る記事でも、時として世界の出来事につながっているという事実。

例えば、「マイスールの動物園が再開しました。」という記事を読むと「鳥インフルエンザの流行で動物園がクローズになっていた。」ということがわかり、私たちの生活との共通点が見えてくる・・・

遠いインドの出来事が決して遠くないことがわかります。

「チャーミングな国家」と名付けられたこのコーナーにこれを置くことによって、世界各地のグローバル化の動きを現実のものとして感じました。

f:id:bibimaru:20170216042351j:plain

 

この展覧会のアイコン的作品である「ここに演説をしにきて」。

ここでもイヤホンガイドにない発見のヒントをたくさん話してくださいました。

約2000人の人が描かれているこの作品。ガンジーやスーパーマンや世界で活躍する10人のアーチストなど、世界中のいろいろな人が描かれていますが、みんな同じプラスチックの丸椅子に座っています。

そして、この作品の前に同じプラスチックの椅子が置かれ、写真のように自由に座ることでこの作品の一部になれる。誰もが同じ人間。同じ生き物。そんなメッセージを感じとれました。

作品の中に描かれた黒い雲みたいなものは、作品が仕上がった最後に何か足りない・・・なんだろうと悩んだ末に書き入れたそうです。

この世界の不安や、誰しもの心にある不安を表しているようでもありますが、「のろし」としての意味もあるそうです。

大勢の人の中、「自分はここにいるよ!」というのろし。

なるほど・・・

f:id:bibimaru:20170216042414j:plain

書ききれないほどいろいろな解説を聞いて約1時間。

また自分でゆっくりみにきたいと思いました。

 

ツアーの後はいよいよアーチスト「ハルシャさん」とのトークライブ。

六本木ヒルズにあるインド料理レストラン「インド料理 ディヤ」で先ほど案内をしてくださった片岡さんとハルシャさんとのトークライブです。

これは森美術館メンバーシップクラブに入ったているからこそのイベントで、私自身とても楽しみにしていたもの。

インド・マイスールのハルシャさんのアトリエの写真や街の写真をみながら、作品について面白い話が聞けました。

f:id:bibimaru:20170216042440j:plain

f:id:bibimaru:20170216042454j:plain

 

お料理もとっても美味しくて(@_@)!

 

f:id:bibimaru:20170216042507j:plain

 

今回のような展示会ツアーはこの後3月から5回ほど予定されているので、興味のある方は是非参加してみてください。

作品をみる視点の奥行きがグッと深まり本当にお勧めです。

 

イベント情報 | N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅 | 森美術館

 

 

 

私が書いた過去の記事はこちらです。


私が中国で驚いた10の事!

近いようでも国が違えば、習慣も違う。

先日の「Google ショック」ほどではないでしたが、細かい驚きを仕事から街の様子まで、とりとめもなくツラツラと書いてみました。

 

1)若い! 大きな会社ほど、30代と思われる若手が仕事の中心!

日本でもIT企業など最近の若い起業家がたくさんでてきましたが、中国で驚いたのは日本でいう1部上場会社の総責任者クラスが若かったこと!

「プロジェクト担当の責任者だとしても若いと思ったのに、トップだった!」

 

考えてみればマーク・ザッカーバーグも32歳だもんなあ!

f:id:bibimaru:20170212200440j:plain

 

2)仕事のスピードが速い!

これは言うまでもないか!

 

3)外部から北京に入る車は許可証がいる。

これはロンドンも似たようなシステムがあるけど、北京の場合限定エリアの範囲がかなり広い。

f:id:bibimaru:20170212194837j:plain

 

 

4)信号機にカウントダウンがついている。

上手く写真が撮れなかったけど、信号機に横についているのがカウントダウン掲示板。

信号によって30秒だったり、20秒だったりとまちまちだけど、これは助かる。

歩行者信号も同じ。これは日本にほしいなあ!

f:id:bibimaru:20170212194752j:plain

 

5)タテ型エアコン、一般的らしい。

窓の横のタワーがエアコン。

これは驚いた!もちろん個室には日本と同じエアコンが一般的。

室外機は外壁に吊るけどね。

f:id:bibimaru:20170212194902j:plain

 

6)浴槽は一般的にない。そして貯湯型電気温水ヒーター(であってる?)が壁についていることが多い。

思い出したらインドもこれだった!

お湯がなくなると悲惨だった!

f:id:bibimaru:20170212202218j:plain

 

7)レストランでスマホが汚れないようにビニールのスマホケースを配るのが流行っているらしい。

変なところが綺麗好きで面白い。

f:id:bibimaru:20170212194813j:plain

 

8)まだまだ喫煙天国。

しかも灰皿はあまりなく、床にポンポンが多い。

 

9)車線はあるけど、グイグイ割って入ってくるのでクラクション争い。

街中至る所でクラクション音がなっている。うるさい。

これもインドと同じ。(いや、インドの車はサイドミラーがないので、もっと凄かったかも・・・)もとい!インドよりはましだけど、それでもうるさい。

写真では音は伝わらないか・・・

f:id:bibimaru:20170212203312j:plain

10)中国のエアラインのCAは若くて美人が多い

といっても2社しか乗っていないけど、エアポートですれ違うCAも美人!

やっぱり若い国だ!

 

斬新さとレトロ感~天津の街に驚いた!

天津のスタバ!

満員で入れなかったけど、素敵♡

f:id:bibimaru:20170212111207j:plain

この建物は昔風の偽クラシックではなく、正真正銘のレトロな建物。

天津はその昔、欧米各国の租界として栄えた地区が現在の残っていると初めて知りました。

「租界」といえば上海しか知らなかった自分の無知が恥ずかしい・・・

f:id:bibimaru:20170212111223j:plain

あのフレンチの「マキシム」は庭付きの一戸建てスタイル。

f:id:bibimaru:20170212111249j:plain

f:id:bibimaru:20170212114000j:plain

かなりの面積で素敵な街並みが続きますが、バックには高層ビル。

天津はとんでもない大都会です。

f:id:bibimaru:20170212113902j:plain

 

結局入ったのもそんな昔の建物を改装したカフェ。

三宿の「globe cafe」を一瞬思い出させる3階まで吹き抜けの店内ですが、もっと混沌としていて興味深かったです。

f:id:bibimaru:20170212111315j:plain

f:id:bibimaru:20170212111330j:plain

f:id:bibimaru:20170212114247j:plain

 

時間が前後しますが、こちらは昼食に行ったレストラン。

写真が悪くてごめんなさいですが、古き良き中国のレトロ感ある内装でとても素敵でした。

ご飯も美味しい!

f:id:bibimaru:20170212114337j:plain

 

何の情報も持たずに行ったので、驚きの連続。

まだまだ荒削りですが、パワーを感じる天津のインテリア。

「とにかくやってみよう!」

忘れかけそうになってたそんな情熱を思い出させてくれました。

No Google,No Lifeの怖さに気づいたよ!

ちょっと前まではYahoo mailやhotmailを使っていたのに、いつの間にがgmailだけになり、写真もGoogle フォトに保存。

もちろんそれ以前に検索といえばGoogle検索、国内外を問わずGoogle mapがあればどこでも行ける。

スケジュールも当然Googleカレンダー。

などなど、すっかりGoogle漬けの毎日に何の疑問ももたず生活していました。

 

それはヨーロッパを問わず海外に行っても同じでした。

 

ここ中国に来るまでは…

 

f:id:bibimaru:20170212103743j:plain

羽田発午前2時半という過酷な便で意気揚々と中国に到着。

抜かりなく「イモトのwifi」も借りてあります。

 

「さあ、メールのチェック!」

 

と思っていつもの「メール」マークにタッチしたら、Googleのパスワード入力を求めるメッセージ。

 

「まあ、いいや!後で…」

 

諦めて荷物がでて来るのを待ってる間、「じゃあ!」とGoogle検索を開こうするもグルグル回っているだけで進みません。

その時点でも何がおこってるかわからず、迎えの車に乗り込みホテルへ到着。

f:id:bibimaru:20170212104010j:plain

午前5時半。チェックインして、ゆっくり落ち着いてiphoneに向き合いました。

ホテルのwifiに接続したので電波はオッケー!

 

でも、全然つながらない!

しかもGoogleだけじゃなくFacebookも動かない!

 

ここでようやく事の重大さに気づきました。

 

「もしや、中国だから?」

 

ネットで中国のネット規制が厳しくなったことはニュース知っていたし、中国の友だちかFacebookがたまにしか使えないというのも聞いていました。

でも、甘くみてました。

 

ほんとにほんとに全く使えない!

 

ガーーーーン∑(゚Д゚)

 

メールは全てGmailにしてしまったので、仕事ができないということ!

 

当然だけど、メールの送受信ができないということはメールの添付が開けない。

「何にかあったらメール送っといてください。合間をみて回答します。」と言ってしたのに…

ヤバい、ヤバい…

 

試しに昔のYahooメールを開いたら開ける…

「Google」と中国政府がもめたってこのことか!

 

塩漬けしていたYahooアドレスは送信以外使いものにならないうえに、肝心の連絡先がすべてGmailのアドレスBOXじゃん!

 

慌てていろいろYahooで検索して、GmailをYahooメールに転送するよう設定したけど、Gmailが転送されない。

設定がちゃんとできていないのかも・・・

降参!

お手上げ!(◎_◎)!

 

あらためて仕事の、いや生活のほとんどをGoogleにたよっていたことを思い知らされてガクゼン。

のんきに「Googleの新しいカメラ翻訳機能を使えばメニューもバッチリ」なんて思っていた自分がなさけない。

 

しかも、Facebookダメ。ということはメッセンジャーがダメ。Lineダメ。Instagramダメ。Twitterダメ。

極めつけはDropBoxダメ。

 

ここまでダメだと開き直るしかありません。

 

そして反省…

 

世界どこでも同じと思っちゃいけないし、何でもひとつの会社に頼ってはいけない。

 

脱「Google依存症」

 

肝に銘じました。

 

さあ、これからどうしよう!

 

 

 

 

「MARVIS(マービス」」ーたかが歯磨き粉、されど歯磨き粉!

最近の大当たりの衝動買いが今日紹介する歯磨き粉。

 

待合せ場所に向かって歩いてたら、突然目に飛び込んできたこのパッケージ!

f:id:bibimaru:20170207160858j:image

何か気になって立ち止る。

「歯磨き?」

聞いたらやっぱりそうだって!

 

6種類のテイストがあって、それぞれのテイストによって6色。

わたしが買ったのはブルーの「アクアティックミント」。

何だかスキッとしそうな気がしたからという単純な理由。

 

箱から出した姿がこちら…

f:id:bibimaru:20170207155449j:image

この姿にしばしウットリ!

歯磨きのチューブをみて目が♡になったのは初めてです。

 

さらに、さらにですよ!

使ってビックリ!(◎_◎;)

辛過ぎず、甘過ぎず、スッキリ爽やか!

国産を初め海外のものも数多く使った経験がありますが、初めての感覚です。

使用後の歯がキュキュッとする感じにも感激!

 

これはいい!

ダイヤモンドいらないから(正しくは小さいダイヤモンドはいらないから)、日常使うものは、いいものにしたいという、ささやかな夢をもつ身としては、これはリピートでしょ!ってくらい大正解。

後で調べたらイタリア フィレンツェの歯磨き粉だって!

どうりでアモーレの味だわ♡

 

確かこれで1600円。

大きめなので2ヶ月以上は使えそう。

 

これからアモーレの吐息で生きていきます。

 

【ひとりごと】

いつも思うんだけど、歯磨き粉ってペースト状なのに、なんで今でも「歯磨き粉」っていうんだろうね?

他に呼び方あるのかな?

 

 

ニトリのインテリア小物はお値段以上?

やっと昨日、中目黒の「ニトリ」に行ってきました。

実は以前、【中目黒「BALS」の後に「ニトリ」がオープン予定!】の記事を書いてたくさんの人に読んでいただきましたが、まだ中目黒店には行けてなかったのです。

 

と、ここで・・・

「インテリアデザインナーでもニトリに行くの?」という質問を度々いただきますが、「ニトリ」も「イケア」も「MUJI」も行きます。

わたしが「イケア」に走っているのは度々このブログでも書いていますが、特にこの3店は予算のないモデルルームの小物購入には欠かせないお店です。

 

この中で「ニトリ」は羽毛布団や食器棚にしまう食器などをネットで購入することが多くなっていたので、実店舗に足を運ぶのは久しぶりでした。

しかもすぐ近くの「マナトレーディング」のショールームへ行く途中ということもあり、見たのは1階だけ。

わずか10分でしたが、発見の多い10分でした。

 

まず入ってすぐこのディスプレイをみた時の正直な感想は「ニトリっぽい!」。

「なんちゃってブルックリンスタイル」をなんちゃってコーディネートしていますが、「ふ~ん・・・こうなっちゃうんだ! お値段どおり!」などとタカビーな感想。

 

「この家具で何年もつかな?飽きないかなあ?」

そこはプロだから許してください。こんな目でみてしまいます。

f:id:bibimaru:20170208053453j:plain

 

が、置いてある小物は「アレッ?」

こんな当たり障りのない棚の向こうに・・・

f:id:bibimaru:20170208054123j:plain

 

いいかも・・・

しかも安いプラスチックではなく樹脂だけど重い!

f:id:bibimaru:20170208054212j:plain

 

更に奥へ奥へ・・・

「お~このカゴいいじゃない!」

値段をみると「4,621円也」。ニトリにしてはいいお値段かも・・・

でもこのカゴ、ザラホームに置いてあってもおかしくないできで、あちらで買うともっとするから、これはお買い得。

f:id:bibimaru:20170208054424j:plain

 

その近くに見つけたこのハラコのフタのBOX。

「いい!いいよ!コレ!」ここで興奮してしまったわたし!

値段は忘れたけど、信じられないほど安かったのは確か!

「これは買い!」

f:id:bibimaru:20170208054748j:plain

こちらは花器のコーナー。

ここにも使える商品がずらり。早速このうちの一つを購入予定。。

f:id:bibimaru:20170208055451j:plain

 

このスタンドなんかもフレームが天然の木で可愛い!

f:id:bibimaru:20170208055650j:plain

このあたりの棚はザラホームにも負けない小物がズラリ。

f:id:bibimaru:20170208055745j:plain

このフェルトのクッションは北欧風の家具にあわせても可愛い。

f:id:bibimaru:20170208055918j:plain

 

後で調べてみたら、このあたりは「ニトリクオリティライン」というニトリにしては高めの商品らしい。

どおりで・・・

でも、「ザラホーム」や「フランフラン」より安いかいい勝負。

他にない商品もあるので、たまにのぞく価値ありと判断しました。

しかも後で調べると、これらはネットでも購入できるので、絶対利用します。

 

中でも安くて充実していたのがクッションカバー類。

これはしっぽが・・・

f:id:bibimaru:20170208060343j:plain

これ以外にもなかなか使えるクッションカバーがあったのでHPから画像を借りて紹介すると、

f:id:bibimaru:20170208060518j:plain

f:id:bibimaru:20170208060624j:plain

f:id:bibimaru:20170208060636j:plain

f:id:bibimaru:20170208060719j:plain

f:id:bibimaru:20170208060702j:plain

 

驚くべきはいろいろなテイストのクッションがあること。

よく考えているわ!

やるな!ニトリ・・・

 

このあたりの収納雑貨はニトリの得意とするところ。

f:id:bibimaru:20170208060837j:plain

ネットにはサイズもでているので、収納する場所のサイズを測って買える点もうれしいところです。

また下記のキャニスターは缶?プラスチック?

実はガラスでした。

「ほ~っ!」

f:id:bibimaru:20170208061644j:plain

ペダル式のゴミ箱はイケア以上。

f:id:bibimaru:20170208061627j:plain

 

などなど収穫の多い10分でした。

 

そういえば先日個人事務所をコーディネートして家具やウッドブラインドなどを納品した時に、床が寒々しかったので「ラグでも敷きますか?」と聞いたら、「こんなラグならもっていますが・・・」と広げたのがこちらのラグ。

f:id:bibimaru:20170208063130j:plain

このラグの存在を知らずにいれた家具とベストマッチして、とてもいい感じに仕上がりました。

そういえばこのラグもニトリでした。

やるね!

 

【結論】

ニトリの「お値段以上」は「宝探し」。

 

 

 

ニトリクオリティライン | ニトリ公式通販 家具・インテリア・生活雑貨通販のニトリネット

「レ・クリント」北欧照明シリーズ展第2弾が始まります

北欧好きなら誰もが知っている照明の一つが「レ・クリント」の照明ではないでしょうか?

f:id:bibimaru:20170207074531j:plain

f:id:bibimaru:20170207074915j:plain

 

(ヤマギワHPより)

 

一枚のプラスチックのシートを一枚一枚手で織り上げて作られたこの照明は日本の住宅にもとてもなじみがいいので人気も高い照明の一つです。

 

こちらは去年わたしがモデルルームにいれたレクリントのペンダント。

「カタツムリ」のようなフォルムが可愛いシリーズです。

f:id:bibimaru:20170207074635j:plain

 

この「レ・クリント」の照明の良さは何といっても灯りをつけたときの陰影の美しさ。

消したときはその折の美しさに見とれてしまいますが、灯りをつけると「光」そのものが主役となる計算しつくされたデザインにいつも感心させられます。

冬が長い北欧の灯りに対するこだわりがみてとれます。

 

しかもとっても軽く、かつリーズナブルな価格なので簡単に自分たちで取り付けができるところも凄いところです。

 

さてこの「レ・クリント」の商品たちが新宿パークタワーの中にある「ノルディックフォルム」で「北欧の照明シリーズ展 第2弾」として展示されるそうです。

 

いつもはペンダント型を目にすることが多い「レ・クリント」の照明器具ですが、今回はそれ以外にも、フロアスタンド、テーブルランプなど、日本の住空間に合わせやすい照明器具を選んで展示するとのこと。

 

これ以外にも「ノルディックフォルム」では「ウェグナー ファーストアイコンの椅子たち from カール・ハンセン&サン」などを行うそうなので、北欧家具に興味ある方は足を運んではいかがでしょうか?

 

LE KLINT(レクリント)|イベントを楽しむ・セミナーで学ぶ|LIVING DESIGN CENTER OZONE

 

【獺祭チョコ】はどこへ行く

山のように買ったチョコレートを少しずつ味わう幸せな毎日を過ごしています。

ニコニコが止まらない中、今日は「買ってよかった」と思ったいくつかのチョコを紹介します。

 

まずはこちらから・・・

1)獺祭チョコ

言わずと知れたあの「獺祭」の名の入ったチョコ。

黄金の帯に稲穂が「ザ・日本のチョコ」といった風情です。

f:id:bibimaru:20170206181357j:plain

実はこのチョコ、大人気で去年、ついに買えなかったチョコなのです。

今年はリベンジと早めに手に入れました。

フタを開けると、銀箔(イヤ、金箔?)の乗ったビタータイプが3個と塩味が聞いたミルクチョコが3個。

f:id:bibimaru:20170206181829j:plain

f:id:bibimaru:20170206181950j:plain

1年越しの想いでまずはビタータイプを口にいれると、

「上品な甘酒」の香りが口の中に広がって、意外に優しい味です。

ビターチョコにほんのりした甘さが後から広がって味と香りに奥行きのあり、想像以上の美味しさでした。

f:id:bibimaru:20170206185722j:plain

一方塩をアクセントにした方は、マイルドなミルクチョコの中にちょっとだけ塩味のアクセント。

先ほどのチョコと逆のパターンですが、こちらも美味しい。

お酒がダメな人もギリギリ大丈夫なくらいとてもよく計算して作られています。

これは売り切れになるわ・・・早く買っておいてよかった!

 

と、思っていたら、今日セブンイレブンで「獺祭チョコ」の宣伝があるではないか!

 

「なんで?なんで?」

戻ってネットで検索したら、セブンイレブンのネットで買えるんだ!

 

しかもネット限定の獺祭スパークリングを使用したオリジナルアソートショコラだって?!

 

恐るべし、セブンイレブン!

「獺祭チョコ」なんて呼んではいけない。

「獺祭ショコラ」はこれからどこに向かっていくなのかな?

オムニ7 - セブンネットショッピング|ショコラティエパレドオール獺祭ショコラ 通販

 

2)焼酎だって負けてない!

獺祭がセブンと蜜月を楽しむなら私だって!といういう訳で、頑張っているのが鹿児島の焼酎ボンボン。

f:id:bibimaru:20170206183500j:plain

 

 

 

ごめんなさい。正直これはあまり期待しないで買っておりました。

チョコの中からあの臭い芋焼酎がでてくるなんて、話のタネに面白そう・・・

その程度のノリでした。

が、これが予想外の美味しさ!

芋焼酎の癖が全くなくいい感じでトロッと甘く、ふわっと香る焼酎の旨み。

これはお勧めです。特にわたしが買った中では「黒白波」が奥深い味でした。

もう一つこのチョコの特徴は焼酎の銘柄の多いこと。

しかも地元で人気の蔵元の焼酎がずらりとならんでいます。

f:id:bibimaru:20170206183949j:plain

この横にもずらりと並んでいます。

辛口の女性(男性でもいいよ)は是非味を試してみてください。

通信販売商品 | Patisserie Yanagimura

 

 

ちなみに「伊佐美」のような人気銘柄のチョコはまた別に売っていました。

こちらも試してみようかな。

 

3)ドライフルーツ好きにはたまらないチョコ

続いて紹介するのは、リキュール入りではなく、健康的なドライフルーツのチョコ。

オレンジピールチョコのようにこの組み合わせは昔からありますが、今回購入したのはちょこっとチョコ。

「オレンジピールチョコ」というより「チョコオレンジピール」といった方が正しいチョコです。

f:id:bibimaru:20170206185309j:plain

販売も量り売りなので、好きな量だけ買えるので気が楽です。

パッケージも可愛い。

f:id:bibimaru:20170206185356j:plain

よそゆきの服をきたおすまし顔の他のチョコの中、自然体の姿に好感がもてます。

白いTシャツとジーパンが似合う笑顔が素敵なアイツっていった感じです。

f:id:bibimaru:20170206185659j:plain

 

 

こちらが素顔。

通常オレンジピールはほぼすべてコーティングされていますが、ここのは半分くらい。

なので、とっても食べやすいでした。

右の大きい方はプルーン。これもプルーンだけを食べている中に、ほろ苦いチョコがちょっと入ってくる感じが私好み。

アッという間にこの袋を開けてしまいました。

これ以外にもいろいろなドライフルーツがあったので、また行かねば・・・

CACAO MARKET by MarieBelle

 

 

以上が今まで買ったチョコのBEST3。

かなり趣向が偏っている気がするけど、大人はこんなもんよ!

 

これから14日まで、さすらいの日々が続きます。

 

 

続「N・S・ハルシャ展」~森美術館に行ってきた

さて、「空を見上げた」次はこちら・・・

「ネイション(国家)とは何か」

いきなり193台の足踏みミシンがずらりと並ぶ迫力ある作品。

 

f:id:bibimaru:20170204231934j:plain

国際連合加盟国193か国の国旗がミシンにセットされていて、それに糸が絡まっています。

床には切り裂いた国旗が散らばっています。

多民族国家のインドにとって国家とはということを投げかけた作品ですが、おりしもトランプ新政権で揺らぐアメリカ、移民問題が深刻化するヨーロッパなど、世界中のそれぞれの国で「国家とは何か」が問われている昨今を凝縮したような印象を受けました。

 

奥の深いこの作品は下の解説を参考にしてください。

f:id:bibimaru:20170204233140j:plain

「日の丸」もちゃんとありました。

f:id:bibimaru:20170204232432j:plain

 ちなみにこの展示に使われたミシンは公募で「展示協力」をお願いして集めたそうです。残っているんですね。

 

 さて、この足踏みミシン。テキスタイル工場の多いインドではミシンは大事な設備の一つです。

神様もミシンで宇宙を作っています。

f:id:bibimaru:20170204233337j:plain

 

次の作品は日本の食品サンプル会社の協力で作った作品です。

ハルシャの生まれ故郷マイソール(南インド)の食事。

綺麗にセッティングされているのはよくありますが・・・

f:id:bibimaru:20170204233921j:plain

 食べ残された食品のサンプルも・・・

足跡が人の痕跡を表現しています。

f:id:bibimaru:20170204233943j:plain

平面ペイントだけに終わらないハルシャのアーティストとしての活動の幅広さに驚きます。

この立体アートは繋がっているのに見えないという人間の情景を表現しているそうです。

フェイスブックなどのSNS世界が頭に浮かびました。

私自身「繋がっている・・・でも余程のことがない限り会わない人・・・」昔はいなかったそんな人が本当に増えています。

f:id:bibimaru:20170204234655j:plain

 

日本の小学生とのワークショップも開いたそうです。

f:id:bibimaru:20170204234552j:plain

 

そろそろ最後のブースです。

ここにこの展覧会で一番の大作があります。

「ふたたび生まれ、ふたたび死ぬ」

f:id:bibimaru:20170204235353j:plain

f:id:bibimaru:20170204235432j:plain

背景ではなく大きな輪を宇宙とするこの作品。

「ふたたび生まれ、ふたたび死ぬ」は仏教の輪廻思想をもっている日本人にはとても理解しやすい作品かもしれません。

 

私たちのうる宇宙。それが一番終わりではなく、宇宙を包み込むさらに大きな何かがあるかもしれない・・・壮大な宇宙感に納得しました。

 

そして空を見上げる人々や動物たち。

f:id:bibimaru:20170204235829j:plain

f:id:bibimaru:20170204235927j:plain

f:id:bibimaru:20170204235902j:plain

 

インドの現代アートの作品を見たのは初めてでしたが、想像以上に面白い展覧会でした。

インドというとどうしても象やインドの神様を描いた伝統的な絵画や刺繍などの工芸品を思い浮かべてしまいがちですが、急速に近代国家へ変身をとげる過程でのなかで芸術は何をどう表現していくのか・・・とても新鮮な切り口でした。

 

そしてその変化の中での矛盾を難しい言葉ではなく、パッと見て感じさせてくれるアートの力を感じました。

その中でインドという国家を超えて宇宙をみつめる思想の大きさはインドの奥深さにも感動しました。

 

行ってよかったと思うお勧めの展覧会です。

 

このあと「キッズ・ワークショップ」や「アーティストトーク」「ヨガしてアート」などの企画イベントもあるようなので、興味のある方は是非HPを訪れてみてください。

 

www.mori.art.museum

 

「N・S・ハルシャ展」~森美術館に行ってきた

f:id:bibimaru:20170204192750j:plain

2月4日からスタートする森美術館の「N・S・ハルシャ展」。

 

「N・S・ハルシャ」って誰?

インド マイスール生まれの現代インドのアートを牽引するアーティスト。

正直わたしも案内状に載っていた紹介文を読むまで全く知りませんでしたが、「~チャーミングな旅~」という副題にあるようにその作品にひかれて行ってきました。

f:id:bibimaru:20170204200645j:plain私が行ったのは一般公開前に先立って開催された内覧会だったので、来場者が限られていて鑑賞するにはとても贅沢な環境でした。

 

早速作品のいくつかを紹介しましょう。

f:id:bibimaru:20170204211709j:plain

 入口に入ってすぐに展示されている作品の一つがこちら。

一見、大木の断面のように見えますが、近づいてみると、ハニカムの図形の中に歴史上のいろいろな人物の顔が描かれています。

インドの誇る「ガンジー」の顔もあります。

f:id:bibimaru:20170204211803j:plain

 

「私たちは来て、私たちは食べ、私たちは眠る」 

小さい入口を抜けると広い部屋に最初にあったのが、「私たちは来て、私たちは食べ、私たちは眠る」というタイトルの3部作。

f:id:bibimaru:20170204212045j:plain

アップでみると、全部異なるキャラクターが描かれています。

f:id:bibimaru:20170204212427j:plain

 

f:id:bibimaru:20170204212442j:plain

この繰り返しいろいろな人物や動物を描くという取り組みはハルシャの特徴の一つのようです。

この「来て、食べて、眠る」という単純な人間の日常ですが、一人として同じ人はいないという当たり前のことが一枚のアートになると圧巻です。

 

「変化するインド社会とハルシャ」

ハルシャの作品で面白いと思ったのは、変化著しいインドの社会をアートとして表現している作品が多かったことです。

インドといえばカースト制度による階級社会ですが、それに加えてIT産業の発達によって一部のビジネス世界と多くの農民世界とのギャップがそこに描かれていて、インドが直面している現実を訴えています。

 

右側のの作品の「彼らが私の空腹を何とかしてくれるだろう」というタイトル自体、考えさせられました。

f:id:bibimaru:20170204215803j:plain

 写真右から2番目の赤色が目に付く作品は、マハラジャの食卓を描いたものですが、観光の一つでマハラジャと食事を共にするというツアーコースがあるそうで、それを皮肉って描いた作品だそうです。

f:id:bibimaru:20170204213735j:plain

 

こちらはビジネスマンと農民が交互に描かれています。

海外の投資会社や種苗業者の独占を作品にしています。

f:id:bibimaru:20170204213914j:plain

 

奥に見える人形の大きなアップ。

f:id:bibimaru:20170204213708j:plain

f:id:bibimaru:20170204220506j:plain

箱の中には元の民芸人形。

f:id:bibimaru:20170204220211j:plain大きくアップされて描かれたその胸元に世界各国のシンボルが描かれています。

日本の神社もみえます。

f:id:bibimaru:20170204220225j:plain

 

会場は遊び心満点で床にも・・・

f:id:bibimaru:20170204220446j:plain

壁にも・・・

f:id:bibimaru:20170204220706j:plain

 

「この世をながめる」

次の「この世をながめる」というコンセプトのコーナーに向かうと今回の展示会のアイコンともいうべき作品が待っています。

f:id:bibimaru:20170204220959j:plain

総勢2000人以上が描かれている大作で、繰り返し描かれる人物(一部動物)が入口の作品とは比べ物にならないくらい国籍も職業も年齢も異なる様子がみてとれます。

 

ピサの斜塔をもってる!?

f:id:bibimaru:20170204221454j:plain

 

あのヒーローペアもアメリカから・・・

f:id:bibimaru:20170204221326j:plain

 

この作品の中にいくつかの黒い雲を描いて、この作品がやっと完成したそうです。

f:id:bibimaru:20170204221602j:plain

 

「空をみあげる」

この作品は床いっぱいに描かれた顔。

天井にミラーが貼られているので、上のミラーを見上げて写真を撮ると作品の人々と一緒に空を見上げる自分がいて、作品と一体化できます。

f:id:bibimaru:20170204230454j:plain

 

ギュッと凝縮してお伝えしようと思ったのですが、ここまで書いて欲がでてきました。まだまだいい作品があるので、残りは明日・・・