前回に続き、今回はまたまた地味シリーズ、LED照明について・・・
その前に、写真は今年のミラノサローネでの照明の紹介。
華のある照明の写真をみたところで、スタート!
LED照明・・・時代の寵児はまだまだ進化途中
わたしがこの仕事をして初めて住宅用にLED照明をお客様に紹介したは2010年。
シャープが初めて住宅用のLEDシーリングライトを発売した年です。
たった5年前ですが、本当に出来立てホヤホヤでデザインも限られ、価格も決して安いものではありませんでした。
業界初LEDシーリングライト 6機種を発売 | ニュースリリース:シャープ
そらからわずか5年で劇的ともいえる進化をとげ、まだまた進化途中の怪物です。
機能、デザイン話すと1回では終わらないので、今回はLED照明を住宅に選ぶときの注意点をお話しします。
1)器具ごと交換?
LED照明で一番注意したいのは、商品によっては電球交換ができない点です。
それが従来の照明と大きく異なります。
特に天井にピタッとつけるシーリングライトといわれる器具はほとんど電球の交換ができません。
写真はパナソニック製のLEDシーリングライト
このような照明の中はこのような器具に固定された小さなLED電球の集まりでできています。
そのため電球のみ交換ができません。
LED照明として最初から購入した商品はほとんどこのタイプです。
2)えっ!じゃあ電球がきれたら器具ごと交換?
そうです、器具ごと交換です。
ただみなさんご存知のようにLED照明の凄いところは、その省エネ性と長寿命。
一般的に40,000時間といわれるLED電球の寿命。
1日10時間つけたとして1年間で3650時間。ということでLEDの寿命は約10年といわれています。
3)突然切れたら困る?
大丈夫です。
LEDの場合の寿命40,000時間というのは現在の明るさの約70%に落ちたところを寿命としています。
ちょっと余裕があるので、暗くなったなあと思ったらそろそろ照明器具の購入を考えてください。
ここで休憩
Bsizeという一人で立ち上げたベンチャー企業のこの照明。
STROKEの仕様 - Products - Bsize | プロダクトデザイン
iMac27インチにピッタリはまり、美しい!
LEDの良さ、ぞんぶんに発揮!
欲しい!
失礼しました。お休みしたところで・・・
4)では、今売られているLED電球はどう使うの?
いわゆる写真のよう電球型LED電球(ややこしいですね)。
よく家電屋さんやスーパーでも見かけるようになりました。
これは現在この型の蛍光球や白熱球の電球をお使いの場合は電球交換して使えます。
ただ、要注意!
半端なく種類があります。
パナソニックの場合でもこのとおり・・・
ラインナップ一覧(一般電球 切替えタイプ) | LED電球 | 電球/蛍光灯 | Panasonic
実はLED電球は新規参入のメーカーも多くその数???わかりません!
5)LED電球の種類
もともとLEDの明かりはまっすぐ進む!直進の明かりしかありませんでした。
そのためLEDに変えても暗い言われていましたが現在は拡散型、斜め型などいろいろな方向に進む電球が開発され売られています。
光の色も増え、調光できるものもでました。
6)と、いうことは選ぶときに注意が必要
今までは何W?とか何口径?とかだけ注意していればよかったのですが、LED電球の場合、事前に考えての購入が必要です。
こちらのサイトにわかりやすくでていたので参考にしてください。
電球形LEDランプの正しい選び方 - 一般社団法人 日本照明工業会
まとめ まだまだ開発途中進化中
今回はほんのさわりだけになってしまいました。
LEDについて書くとそれだけでブログができてしまいそうなくらいのテーマなので
このあたりで・・・
最後に私が感じた注意点を!
1)LED電球の光は熱くならないが、器具は熱くなるよ!
2)W数表示でなく「~ルーメン」という明るさの表示なので、気をつけよう!
「~畳相当」と表示されている商品もあるので参考に。
3)拡散型が増えたとはいえ、蛍光灯に比べるとやや暗く感じるので
仕事用、高齢の方のお部屋は明るめの購入をおすすめ。
4)メーカーによって値段がまちまち。
よく比較して購入しよう。
5)ヤマダ電機の「新宿南口店」はLED電球しか売っていない!
そのかわり、実に多種多様な種類があり、実際にどんな光かわかりのでわたしも勉強に訪れるよ。
写真は最初と同じ今年おnミラノサローネ。
LEDの登場でデザインの幅が広がり面白い商品が続々と登場しています。