イギリスのインテリアというと、どんなインテリアを想像しますか?
先日紹介したカレッジのダイニングホールのそうな格式あって暗いインテリアを思い浮かべる人が多いのではないかと思います。
先日の記事はこちら・・・
確かに、イギリス人は代々使ってきた家具や食器を大事にして、古いものも上手にインテリアに取り入れて生活しています。
が、それだけではありません。
「わびさび」の国、日本に「*Kawaii Monster Cafe」があるようにイギリスも、そのはじけ方は他のヨーロッパの国以上かもしれません。
今回は、そんなイギリスの一面がみれるホテルを紹介します。
なんたってこの色使い!
今回紹介するホテルはロンドンの一番のナイトスポットSOHOにあるその名もずばり
「THE SOHO HOTEL」
若者が多く、深夜遅くまで開いている飲食店が多いエリアで、渋谷?六本木?歌舞伎町?みたいなところにあるホテルです。
上記の写真は、ドローイングルームと呼ばれるホテルのラウンジエリア。
度胆を抜かれるようなピンクと黄緑の色合わせ。
しかし、実際は写真で見るほど、派手で落ち着かない印象ではありません。
古いアンティークのテーブルや椅子、小物が要所要所に置かれているから・・・
斬新な色使いと古いアイテムを上手にマッチングさせた高度なテクニックです。
こちらはライブラリー
(こちらの写真はホテルのHPから借りました。)
センターの大胆な花柄のスツール以外はシックにまとまっています。
お部屋も個性的な色使い。
特徴的なのは全ての部屋のカラーセレクトが異なること。
私の泊まった部屋は日程の関係で2部屋。
シャビーシックな部屋
本当にいろいろなタイプの部屋がある中、一番地味なんじゃない?という部屋がこの部屋です。
婚期を逃したアンおばさんが住んでいそうな部屋。
柄on柄の室内ですが、色を抑えているので、逆に地味に見えます。
因みにこれは夕暮れじゃなくて、朝9時くらいの写真。(1月でした。)
この窓を眺めながらため息をついてるアンおばさんが想像できます。
マチュアピンクの部屋
同じ茶を使っていても、ピンクとのコントラストが可愛いこの部屋。
大人になっても可愛くて憎めないシャーロットの部屋。
小技が効いてます。
先ほどの部屋と反対に壁紙等は無地で押えてありますが、ベッドヘッドと椅子の柄と色で、大人可愛い部屋を作っています。
どうも両極端の部屋を紹介したようですが、こんな落ち着いた部屋もあります。
実はイギリスのファブリック業界はとてもいい商品をたくさん出すメーカーが多く、私たちも使う機会が多いこともあり、勉強になります。
最後に、各部屋のBody(洋服を着せる人型)はこのホテルのアイコンみたいです。
実際泊まりに行くことは難しくても、HPを覗くと本当にいろいろな色使いの部屋が紹介されているので、見るだけで楽しいですよ!
時間がある時にHPを訪問してみてください。
『The Soho Hotel』
Firmdale Hotels - The Soho Hotel
*この記事には全く関係ないけど、知って得する情報
(きゃりーぱみゅぱみゅを育てた増田セバスチャンプロデュースのカフェ。
海外からの観光客には既に観光名所!行かねば・・・)