前回の記事「博物館で野外シネマ」は屋外で初めて映画をみた私にとって、映画の楽しさの枠を広げてくれるイベントでした。
「博物館で野外シネマ」トーハクHPより
そしてこのイベントの中心になって企画運営したのが「キノ・イグルー」という2人組の若者です。
映像の高価な機器がなくても動画を簡単に撮ることができるようになったこの時代。
確かに映画館だけでなくいろいろなところで映画を鑑賞できる場所が増えてきました。
その中でもこの二人は映画館を外に持ち出して、みんなに見てもらおうじゃないかという趣旨のもと、中学時代の友達同士でこの仕事を始めたそうです。
その活動は本当にユニーク。実は先日私も行った「もみじ祭り」にも定員12人の小さなテントを張って、ミニミニミニシネマをやっていました。
今日の野外映画の後の話によると、年明けに神楽坂の古民家の部屋を借りてみんなでコタツでまったり映画を見る会、なかなか入れない酒蔵での上映会、食とシネマのコラボ「映画を感じて食の時間を楽しむ会」の開催等、その活動もユニーク。
ポスターはいずれも「キノ・イグルー」HPより
どれも行かなかったことを悔やむ企画ばかり・・・
映画を含めた映像の面白さ、楽しさを改めて教えてくれる「キノ・イグルー」から目が離せません。
話はかわりますが、こういう好きを仕事にした若い人をみると、とても刺激になります。
昔は個人ではできなかった仕事も、PCや通信の発達で軽々と垣根を超えて仕事できるようになりました。
でも実際そうやって好きを仕事にしている人がいる一方で、したいしたいというだけで実際に踏みだせない人がいます。
その違いはなんだろう?
好きへの想い?情熱?人脈?資金?
そもそも何をしたいかがわからない人が多い中、 自分たちのやりたいことを実現している若者に出会うこと自体、嬉しくなります。
そして、肩の力が抜けたその活動が魅力的です。
頑張れ~!「キノ・イグルー」
あなたの街にも来るかもよ~
追伸:このHPトップページの最後の最後にでてくる「本日の動画」と「本日の誰かの言葉」チェックお忘れなく!