今日、打合せの途中で立ち寄ったインテリアショップ。
「Rachel Ashwell Shabby Chic Couture 」
今回はこちらの紹介をしていきます。
このお店の名前になっている「Shabby」という言葉。
ここ2〜3年、人気がでてきたインテリアスタイルの一つですが、辞書で引くと「みすぼらしい」「侘しい」「粗末な」など、散々な訳が並んでいます。
しかしインテリアの目線ではいい意味で「使い込んで味のある」といった意味でとらえられています。
同じような言葉に「ヴィンテージ」「アンティーク」というワードがありますが、この2つが一つ一つの物に対しても使うことが多く、希少品というニュアンスがあるのに対して、「シャビー」は部屋全体のイメージで使うことが多く、その家で長く使われてできたペイントの剥がれや傷そのものを味のある風情として楽しむところが異なります。
大人可愛い「Shabby Chic」
前置きが長くなりましたが、そんな「Shabby」な雰囲気の中でも、大人の可愛い女性をイメージしたインテリアの家具や小物が沢山並んでいるのがこちらの
「Rachel Ashwell Shabby Chic Couture 」です。

通りからみた店内。
こちらの「ShabbyChic」というお店は一見フレンチカントリースタイルのように見えますが、実はレイチェル・アシュウェルという女性がアメリカのサンタモニカで始めたお店で、その後ニューヨーク、ロンドンと世界5店舗を持つお店です。
愛され続けて時を経た味わいや優しい表情のファブリックや家具が店内にたくさんあふれています。
1階は寝装品やクッション、小物が主に並んでいます。



ファブリックはコットンとリネンがメインで、新品に関わらず既に洗濯して手触りが柔らかくなった風合いが独特の優しさを出しています。
2階に上がる階段。「ザ・アメリカ」

2階はソファをメインに沢山の家具が置かれています。
特徴はまず大きいこと!そして使い込まれた風合いのファブリック。

正直都内のマンションでは搬入が難しいかも…というサイズのソファが多いのですが、ゆったりした大きさは魅力。
同じく今、人気の「西海岸風」のインテリアにもぴったりくるのは、もともとサンタモニカからスタートしたショップだからだと思います。

アメリカのレイチェルの自宅キッチンを再現したキッチン。

こんなキッチンに憧れる女子は多いのでは?

バスルームもkawaii!

お求め易い価格で心惹かれたスツール。
古いレザーを裂いて編んでいます。
2回の奥に「Shabby」という言葉を表すのにぴったりのコーナーがありました。
このペイントが剥げた家具や室内の雰囲気こそ「Shabby」スタイルです。
まとめ
一部家具やラグ、小物の中には、本物のビンテージ品も並んでいますが、使い込んだような仕上げが施されたオリジナルの新しい商品の割合の方が多く、アメリカから輸入されているそうです。
正直見ただけでは、どれがビンテージ品でどれが新品かわからないくらい、両方が溶け込んで置いてあります。
新しいといえば、肌にふれるベッドのシーツやカバーはオリジナルの商品ですが、何回も選択してくたくたになった質感で、すぐに肌になじむ風合いの良さが特徴。
気持ちよい手触りでした。
お店の向かいは同じサザビーズ・リーグが経営する「ロン・ハーマン」のショップ。
休日の午後の「Ron Herman」と「Shabby Chic」を緑の並木を通っての散歩。
ちょっと、日本じゃないみたい!
8月には京都にもお店をオープンしたらしい。