今回は、インテリアの話ではなくチョコレート好きの私が罠に落ちた話。
本当は2回で終わる予定だった「BATOMA 」のレポートですが、どうしてもこれだけは特別に紹介したかったチョコレートの紹介です。

こちらがそのベトナム産チョコレートの小さなブース。
パッと見たとき、「ハワイのチョコレート?」と思ってしまったこの空気感。
聞けばなんと、ベトナム初。全てベトナムで作ったベトナム産チョコレートとな!
原料はもちろん、製造、パッケージ、そしてそのデザインまでベトナム産。
味は5種類。
写真右上に写っている5種類のカカオ豆。
パッケージに合わせてカカオのデザインの色を変えたのかと思いきや、なんと産地の違いでカカオの色が違ってくるらしい。当然香りも味も異なる。その違いで味の違うチョコレートを作っていると説明を受け、食のバイヤーではないくせに厚かましく、早速試食。
これが、これが、想像を超えて美味しい!
ごめんなさい!たかをくくってました。「最近出たばかり…」「ベトマム初…の」言葉に期待をどこかに忘れたままで、食しました。
感想は一言。
「ガ〜〜ン!なんだ、この美味しさは・・・」
巷によくあるのは、国を超えた産地の違い、また同じ産地のカカオでビター、ミルク、スウィートなどの甘さの違いやカカオ何パーセントといった配合の違い。
でもこれは、同じベトナム内の産地の違い。シングル産地です。
よく考えると、日本の米と同じ。コシヒカリ、ゆめぴりか、つや姫etc・・・
なぜか斬新に感じたのは私がチョコを知らないせい?
最初に食べたのがオレンジ色パッケージ。
オレンジピールが入っていると見せかけて、普通の板チョコ風!
これ凄いよ!
苦すぎず、甘すぎず、カカオの香りがプ〜〜ン!
ワインに合う!そんな洗練された味です。
他の味も次々に食べると、味が違う!香りがちがう!
深し!ベトナムチョコレート!
「!」だらけです。

先ほどもいいましたが、パッケージもベトナム発。
中がまたいい!

どこか懐かしいこの包装紙。
極め付け!

私はここでやられました。
こういうところに凝り固まった常識の怖さをみた私。
頭コチコチでしたね、私。
わたしの知ってるチョコは国産、輸入に関わらず綺麗に列が並んでるもの。
それがこれは斜めに線が走ってる。
当然斜めに割れます。規律はないけど、チョコは規律正しくなくてもよし!
残念だったのは、あまりにいろいろ衝動買いし過ぎてここで現金が尽きたこと!
2枚しか買えなかった・・・
帰ってHPを見つけました。
ベトナムのフランス人がそのベトナムのカカオの美味しさに魅せられチョコレートを作ったとありました。
そして、こんな素敵な言葉がありました。
「クオリティの高い特別なものに、なんで混ぜものなんてするんだい?」
マルゥHPより引用
シングル オリジン」チョコレート。
原材料は彼らが買い付けるカカオ豆と、サトウキビからとれる砂糖だけを使い、
乳化剤などの添加物はもちろん、バニラすら使わないとあります。
原材料は彼らが買い付けるカカオ豆と、サトウキビからとれる砂糖だけを使い、
乳化剤などの添加物はもちろん、バニラすら使わないとあります。