(写真は「ポルシェ社」HPより)
今年の東京モーターショーもいよいよ今週末までとなりました。
車好きにはたまらないイベントですね。
今日は車自体の話ではなくて色の話。
「ポルシェ」と言えばそのスタイリッシュなフォルムと走りで有名です。
でも、わたしにとって「ポルシェ」は、運転してみたいというより走っている姿をみるのが好きな車です。
一瞬にして通り過ぎていく走る姿をみて「はッ!」とすることが多いのは断然「ポルシェ」だからです。
「何故?」
単純ですが、その「色」が好きだからです。
そこでタイトルの言葉。
「ポルシェの赤は国によって色が違うらしい!」という話題です。
自分自身で「ポルシェ社」に問い合わせたわけではないのですが、実はこれは照明の専門家に聞いた話です。
もともとは照明の電球の種類によって、物の色が違って見えるという話から・・・
これはみなさんも経験があると思いますが、お店で綺麗にみえたお肉の色。家の蛍光灯の下でみるとあまり美味しそうにみえない!
それはスーパーの照明が食品を綺麗に美味しそうにみえるよう考えられているからという話をしていた時聞きました。
確かに電球もそうですが、夜の照明と日中の太陽光の下ではもっと異なって見えます。
家の中で合わせた服が外に出かけてみてみると違って見えるというのが、これです。
この太陽光。地球は丸いので緯度によって太陽届き方が違います。と、いうことは波長がことなるので、同じ商品でも微妙に色が異なって見えているのです。
例えば、海外でいいなと思って買った服なのに、帰国して着てみたら今一つ「?」。
特に南の島で、あの太陽の下で買った服は日本でみるとなんかパッとしないのは、太陽の光が違うから・・・違ってみえて当然なのです。
解説が長くなりましたが、ここで「ポルシェ」。
ポルシェ社はどの国でみても車体の色が開発時の色と同じく見えるよう塗料の配合を微妙に変えているそうな。
メキシコのポルシェとスエーデンのポルシェでは同じ赤でも違うということ。
そこまで色に対してこだわりがあるということ。
納得です。
インテリアの仕事にとって「色」は切っても切り離せない大事な要素の一つ。
光によって家具やカーテンの色が異なってみえるのは注意していることの一つで、何か商品を選ぶときは、昼間、太陽光の下で確認して且つ夜蛍光灯や電球の下で確認しています。
でもまさか国によって異なるなんて!!!
そんなインターナショナルな仕事をしてみたいものです。