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& BONO  インテリアデザイン、あれやこれや

インテリアデザインのこと、インテリアコーディネーターの仕事のこと、日常でのデザインの話、大好きなホテルの話などを綴ります

家具の補修屋さん。いい仕事をしています。

先日、以前納品した家具を引越しで引越し業者が傷をつけていまったので、補修の依頼を受けました。

 

このブログでの紹介したの補修屋さんの記事はこちら・・・

内装の影武者「補修屋さん」は美大生が多いって知ってますか? - & BONO インテリアデザイン、あれやこれや

 

前回とは違う補修屋さんですが、今回もまた家具の補修に行ってきました。

 

前回は実際の補修屋さんの仕事を紹介できなかったので、今日はその仕事をちょっと紹介。

 

いくつか傷のついた家具があったのでですが、そのうちの一つがこちら・・・

引き出しについた傷です。

 

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補修屋さんの仕事は周り汚さないよう、周辺を養生することから始まります。

そして、傷が浅いか深いがを見ます。

今回はあまり深い傷ではなかったので、傷を埋める作業は無し。

絵を描くようなパレットに何種類も広げ、着彩で補修をしていきます。

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少しずつ少しずつ、何度も何度も塗り重ねていく実に細かい仕事です。

 

ライトで照らしながら、周りの木部と同じ色になるよう、同じ質感になるよう念入りに作業は進みます。

 

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塗料で埋めすぎると、そこだけペタッとした感じになり周りの木部から浮いてしまうので、木の導管の穴を再現したりもします。

 

色と質感を再現したら、ラッカースプレーで仕上げのツヤ感を周りとなじませます。

 

これは近くで見るだけでなく、光のあたり方が異なるいろいろな方向から離れて、確認しては何度も何度もトライして違和感がないように仕上げます。

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出来上がりました。

すっかり傷が目立たなくなりました。

 

お見事!

 

一見華やかなインテリアの仕事ですが、職人さんのこんな地味な作業で支えられいます。