ブログをお休みしている間に、ダッシュでいってきたミラノサローネ2016。
遅くなりましたが、ようやくわたしなりの目線でみたレポートをスタートします。
ミラノサローネ2016 レポートスタート! ~ミラノサローネ2016 No.1
ミラノサローネって何?
【ミラノサローネ】は毎年4月にイタリアのミラノで行われる世界最大の「国際家具見本市」を中心にしたデザインイベントです。
「国際家具見本市」を中心にしたと書きましたが、昔は本当に家具を中心にしたインテリアだけのイベントでした。
しかし、回数を重ねるごとにその規模・内容的にも大きくなり、家具だけでなく「サローネ国際オフィス見本市」や若手デザイナーのみ参加できる「サローネ・サテリテ」、隔年で行われる「サローネ国際キッチン見本市」「サローネ国際バス・トイレタリー見本市」と「サローネ国際照明機器見本市」といったいくつかのイベントも加わって、今では【ミラノサローネ】と総称で呼ばれるようになりました。
またさらに近頃は、インテリアだけでなくいろいろな分野のデザインを発表する場として広がってきています。
ミラノ市全体が会場となる大規模なイベント
ミラノサローネの中心である「国際家具見本市」の本会場はミラノ近郊のロー市にある「フィエラ」会場。世界で4番目の広さ(345,000㎡)を誇る大きなコンベンションセンターです。ちなみに日本で一番大きい東京ビックサイトで80,000㎡で、その約4倍。
どれくらい大きいがわかると思います。
実際ビックサイト級の建物がず~~~ッと続いている様子は壮観です。
(フィエラにあるコンベンションセンターのメインストリート。先は見えないよ。)
もうひとつの会場は、ミラノ市内。
インテリアメーカーのショールームやデザイナー個人やメーカーが独自に発表しているギャラリーなどで行われ、入場料無料で誰でも入ってみることができます。「フォーリ・サローネ」と呼ばれるイベントもこちらです。美術館や街の地区をあげて盛り上がり、一般に人たちも世界の最新デザインを体感でききます。
(ガリバルディ地区のインスタレーション)
(タイルメーカー「MARAZZI」のショールーム。「フォーリ・サローネ」のノボリがあります。)
(ブレラ地区は通り全体がお祭りのようです。)
それぞれの地区でこのような目印があるショップはデザインウィーク参加ショップです。
【ミラノサローネ】のことを書き始めると、かなりボリューミーな記事になることが予測されるので、これからボチボチ書いていきたいと思うので、今日はここまで・・・
お時間があるかたは、これからどうぞお付き合いください。