& BONO  インテリアデザイン、あれやこれや

インテリアデザインのこと、インテリアコーディネーターの仕事のこと、日常でのデザインの話、大好きなホテルの話などを綴ります

ミラノサローネ2016 トリエンナーレデザイン美術館・・~ミラノサローネ2016 No.9

ミラノデザインウィークの会場の一つに「トリエンナーレデザイン美術館」があります。

 

「トリエンナーレ」という言葉を最近よく聞きますが、これはイタリア語で「3年に1回」ということ。3年1回開催される展覧会等に使われますが、ここ「トリエンナーレデザイ美術館はミラノの美術館の名前です。

 

大変紛らわしいのですが、ムッソリーニ政権時にミラノトリエンナーレの会場として建てられた建物を美術館したのでその名前がつきました。

以外にも比較的新しく2007年にオープンしましたが、いまやミラノデザインウィークの会場として外すことのできない場所になっています。

 

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ミラノサローネ2016 トリエンナーレデザイン美術館・・~ミラノサローネ2016 No.9

 

今回はこちらの会場での展示をお届けします。

 

実は今年はここでも日本の会社が注目を集めました。

 

紙のメーカー(株)竹尾のTAKEO PAPER SHOW

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紙という素材を使っての繊細な世界がそこに広がっていました。

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繊細すぎて写真が上手に撮れないのが本当に残念。

会場はこんな感じ。

みなさん、「ほ~~~っ!」という感じで見入っている姿が印象的でした。

もちろん日本人であるわたしも「ほ~~~っ!!!」

 

紙の持つアート素材としての奥の深さを感じる展示でした。

(株)竹尾のHPに素晴らし写真が載っているので、興味がある方はそちらをみて、紙の深い世界を味わってね。

 

TAKEO PAPER SHOW “SUBTLE” 2016 Milano

 

 この展示をプロデュースしたのがデザイナーの原研哉さん。「無印良品」のアートディレクションをされた方です。

その原さんがここトリエンナーレ美術館でもう一つ、興味深い展示を行っていました。

それが「新・先史時代 100の動詞」展です。

 

「新・先史時代 100の動詞」展

原研哉さんとイタリア人建築家アンドレア・ブランジと共同キュレーションで、人間の欲望の進化を100の動詞とモノの組み合わせで展示しています。

これが面白い!

石器時代から人工知能までの歴史を、美しいものだけではなく、人間の負の進化から生み出されてきた「道具や「もの」を100の動詞と組み合わせで展示していました。

一例をあげると、

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「運ぶ」

 このあたりは歴史の博物館みたいで「へ~っ!」って感じです。

 

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「洒落る」

グッチのバッグなど身近な商品はわかりやすい。

 

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その大きさに驚いたこのスクリューの動詞はうっかりメモを忘れました。

段々、知ってはいても見たことのないモノがでてきます。

 

 

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懐かしい!「集約する」

 

 

極め付きはコレ!

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核弾頭リトルボーイの「絶望する」

多分ここで見なかったら一生みないかも・・・

 

この他にも

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それぞれにどんな動詞がついていたか考えてみてくださいね。

 

そんな中この動詞の一番最初に来た言葉がこれ!

「ある」

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人間の、そして自分が「ある」ことが前提で、これらはいいも悪いも全て人間が生み出しものなのねと感じ入りました。

 

 

トリエンナーレでは紹介しきれませんが、これ以外もいろいろなテーマで展示がありました。

写真だけでもみてくださいね。

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私も駆け足で見て回りましたが、それに負けないくらいの駆け足での紹介でした。


さて次回は何を紹介しようかな?