インテリアデザイナーの仕事の中でも、最後の最後。出来上がったお部屋に小物をディスプレイする仕事があります。
特にお花を活けて飾るのは欠かせない仕事の一つです。
花といっても、撮影時は生花を使うこともありますが、通常モデルルーム場合、メンテナンスの都合で、アートフラワーを使っています。
そんな時いつも利用するのが「東京堂」。
先日も夏休み明けの東京堂へ行ってきました。
アートフラワーはフェイクのお花なので、季節に関係なくおいている花もありますが、お客さんの大半はフラワーアレンジメントの先生やショップのディスプレイ関係の人。
季節を先取りしなくてはいけないので、お正月やクリスマス、桜、亜熱帯植物など季節ごとに2~3か月前にメインステージに上がる主役が変わるのです。
ということで、8月中旬の今は何かというと、「ハロウィーン」です。
ハロウィーン以外もオレンジの嵐。
この日も35度近く気温があがった猛暑の日。
そんな日にこのオレンジ色はさすがにきつい。やはり季節に合った色って大事です。
ここはちょっとセンチメンタルな秋のコーナー。
落ち葉やドングリもあります。
ここまで書いてこんなことを書くのも可笑しな話ですが、わたしたちモデルルーム設営をするときは、逆にあまり季節感をださないようにしています。
例えば10月にオープンするからと言ってこんな季節感たっぷりのディスプレイをすると、冬~春~夏と過ぎていくたびに替えなくてはいけなくなってしまうので、季節感を感じさせない花を選んでいます。
同じディスプレイでも場所や目的によって異なるところが面白いです。
今日紹介した東京堂は問屋なのですが、一般に人も購入できます。
興味がある方は是非一度足を運んでみてください。
【東京堂】アーティフィシャルフラワー(造花)・プリザーブドの販売・卸問屋
【おまけ】
おまけで今回珍しくクライアントに頼まれてアレンジした個人邸のお花を紹介しましょう。
フラワーアレンジメントのプロではないので、プロからみるといろいろ問題があるかと思いますが、喜んでいただけてまずはよかった、よかった。