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& BONO  インテリアデザイン、あれやこれや

インテリアデザインのこと、インテリアコーディネーターの仕事のこと、日常でのデザインの話、大好きなホテルの話などを綴ります

インテリア見積り地獄の巻

「インテリアの仕事してます。」というと、「素敵ですね!」と言われることがたまにあります。

好きでついた仕事なので、異論はありません。でも他の仕事同様、実際に仕事としてついてみると「素敵」だけではすまない奥の深い職業です。

 

 まずはをもらえるよう営業して、一度仕事をいただいたら、クライアントの要望を伺ってプランニングし、考えたプランをプレゼンテーションして、採用してもらって、見積りとって、お金の交渉をして、職人さんを手配して、近隣の方に挨拶して、現場に入って、不具合があれば飛んで行って…営業、デザイナー、経理、総務、現場監督、カスタマーサービス等、1人で全てこなさなくてはいけません。

 

そこにこの仕事の奥深さがあり、デザインが得意な人、営業で仕事をとってくるのが得意な人、お金の管理が得意な人、現場が好きな人…人それぞれ得意分野で活躍の場が変わってきます。

 

得意があれあ不得意もあるもので、今日は私の一番苦手な分野を公表しましょう。

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なんといっても「最不得意部門」、ダントツ苦手というか、トホホなのが見積りをまとめて計算して、請求して…の、「経理業務」です。

苦手だから、やりたくない。やりたくなから進まない。進まないから溜まっていく…の悪循環。子どもの頃から計算は得意だけど、数字に無関心なわたし。大人になっても本当に気乗りがしない。

 

でも、これはとっても大事な仕事です。

 

お金をいくらかけても構わないなんてクライアントがいるはずもなく、大抵は少ない予算でできる限り素敵なデザインを…当然です。

そうなると、ここからが本当の力量発揮となります。

 

ここでどうするか?

メーカーに相見積とって、職人さんに交渉して、他の候補を探して…

私たちの力が試されます。

 

多くの場合、既製の家具や照明はデザインも定価が決まっているうえに、デザインや好みの心地よさでクライアントも選んでいるので、ここを変更するのは難しい。となると他で調整しなくてはいけません。

 

そこで調整するのがカーテンやファブリック、そして造作家具です。

もちろん全体のデザインを崩す訳にはいかないので、似た感じで割引率のいい商品に選び変えたり、材料やちょっとしたデザインの変更をしたり・・・

 

例としては、カーテンは通常2倍ヒダといって窓の2倍の生地で作りますが、生地のデザインやトータルのイメージがシンプルな場合、それを1.5倍にします。生地巾や柄のリピートにもよりますが、ほんの少し下がります。でも、全窓分となると馬鹿にできません。

より金額を下げなくてはいけない場合、カーテンを無地にします。より多くの選択肢があるからです。その上でクッションなど使う生地が少なくてすむところに気入った柄や色を使います。

 

造作家具ではまず仕上げの材料を検討。塗装で仕上げるのが一番綺麗なのですが、それをメラミン合板にしてコストカット!デザインでも、ほんの少しサイズを変えるとコストが変わることがあるので、そのあたりは家具屋さんと相談して決めていきます。

 

そして、また見積り、見積り・・・

足したり、引いたりの調整が続きます。

 

ふう・・・・!

胃が痛くなってきた!

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