& BONO  インテリアデザイン、あれやこれや

インテリアデザインのこと、インテリアコーディネーターの仕事のこと、日常でのデザインの話、大好きなホテルの話などを綴ります

フィンランドは普通が凄い国だった!

たった3日しか滞在しない今回のヘルシンキ滞在ですが、印象に残ったことを日記として書いておきます。

 

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フィンランドもヘルシンキだけ、しかもたった中2日だけの滞在でしたので、そう言い切ってしまっていいのかわかりませんが、「普通の暮らしの中にデザインが息づいている国フィンランド」。

これがわたしの印象です。

 

例えばミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京。どこもオシャレでクールな街。もちろんわたしも大好きで、テンションをあげてくれる街です。

でも今回訪れたヘルシンキはお洒落というのとちょっと違っていて、生活の中に自然にデザインが入り込んでいることを実感しました。

 

東京で仕事をしていて思うことの一つに、暮らしに余裕がある人がインテリアを楽しむという雰囲気があります。

「うちはそんな余裕ないから、まだいいです。」とか「もったいない」とか…

 

確かに一部のブランド家具は高価ですが、それほど高い家具でなくてもデザインを楽しむことはできます。

そのヒントがここにはありました。

 

近代的なビルは公共の建物以外はあまり見ませんでした。逆に他のヨーロッパの国同様ほとんどが古い建物です。

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こんな建物だと普通ヨーロッパでは、昔から使っている伝統的な家具か、またはイタリアモダンの家具のお店が多いのですが、ここヘルシンキは実にシンプルな家具が多く使われています。

特に日本で言うところの「北欧モダン」といわれている家具が、空港や街の公共の施設でたくさん使われているのは、デザインの国として宣言しているようでとても印象的でした。

当然といえば当然ですが、歴史ある街で1970年以降の家具が普通にたくさん使われているって結構すごいことかなと思います。

こういう言い方が正しいかわかりませんが、「高級に見せたい=高い家具を使う」といった風潮が日本や他の国にはありますが、そもそも「高級に見せたいって何?」といった雰囲気にノックアウトでした。

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この「普段を一番大切に!」の精神を感じたのは、この国の代表ブランド「イッタラ」の製品。

美術館に何とあのムーミンのカップが展示してあったのには驚きましたが、今回のホスト宅でもこの写真のとおり・・・

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また、美術館のカフェで無造作に置かれていたセルフサービスの水用のグラス。

底が凸凹しててとっても可愛いなと思って手に取ったら、本物のイッタラでした。

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時間が短いうえに、ヘルシンキまできて仕事をしなくてはならない最悪の状況だったので正直あまりみて回れませんでしたが、それでもきてよかったと思わせてくれた街でした。

 

次回は街の様子をもう少し紹介しますね。