インテリアデザイナーというと「オシャレですね!」と誤解されることがあります。
しかし現実は、かなりガテン系の仕事です。
室内とはいえ、建築途中の現場は当然エアコンもありませんし、窓全開で作業をしていることもあります。またのこ屑、タイルや石の粉塵が舞っている中、各業者が道具を広げて足の踏み場もないことがほとんどです。
また私自身、脚立に上がって採寸したり、施工の手伝いをしたり・・・
そんな現場で欠かせない道具や用具がいくつかありますが、今日紹介する室内履きはどんな現場でも忘れてはいけないものの一つです。
今日は用事ででかけた職人ショップでこの室内履きを新調してきました。
どんなのかというと・・・コレです。
ちょっとわかりにくいので、タグを外して並べるとこんな感じ。
裏は滑り止めのラバーがついています。
実際履くとただのルームソックス。
ウェットスーツ素材を使っているので冬でも暖かいことが一番の売りのポイントです。
なので、冬の靴の中履きとして使っている職人さんもたくさんいるくらいです。
でもわたしは一年中これを使っています。
なぜなら床に足跡を残さない、傷をつけないという室内作業に必要な条件を満たしているからです。
「スリッパは履かないの?」ってよく聞かれますが、スリッパはすぐ履ける代わりにすぐ脱げるので危ない。そのうえ一般的なスリッパでは、底の素材によっては線傷をつけることかもしれない。というわけで、室内履きがベストなのです。
欠点は真夏の現場では暑いことと、すぐ底に穴が開くことかな?
そんなこんなで、1年に1足は履きつぶして新調しています。
ちなみに傷を気にしなくていいカーペットの床やちょっとハードな床の場合はこれも愛用しています。
さあ、今年もこれで準備万端!
張りきって現場に行きまっせ!
【おまけ】
今日買い物をした「ワークランド」。新春ということで、こんな粗品をくれました。
ちょっとここ最近の粗品の中では大ヒット!!!
こんな使える粗品は本当にありがたい!
これは益々働かなきゃね!