旅に出るたびに、何か新しいことをするようにしています。
昨日書いた「自動化ゲート」登録もその一つ。
今回はもう一つ、出発前から決めていた新しいことがあります。
「プライオリティパスを使う」ことです。
プライオリティパスとは空港のラウンジを使える会員のカードで、このカードを持っていると世界のいろいろな空港のラウンジを使えるのです。
空港のラウンジなら使ってるよという方も多いかと思いますが、ハワイのホノルルは使えるといった例外や、アメックスやダイナースクラブカードの例外はありますが、ほとんどのゴールドカードが使用できるラウンジはほぼ国内空港に限られています。
(もちろんプラチナカード保有者なら国際でも使えるラウンジがたくさんあります。)
国際線の場合、ビジネスクラスを利用する人のラウンジ、もちろんその上はファーストクラスを利用する人のVIPラウンジが使えるかどうかが大事なポイントです。
各航空会社の利用回数が多いマイレージカード上級会員はもちろんVIPラウンジ利用者です。
かくいう私・・・ビジネスクラス以上で行く時はラウンジを使えるのであまり深く考えていませんでしたが、ヨーロッパの近距離路線や今回の香港線のようにわざわざビジネスクラスを使うまでもない距離の時はラウンジ使用を諦めていました。
しかし、ラウンジを使う快適さを一度味わうともう後には戻れない・・・
やっぱり使いたい!
特にスマートフォンを持つようになって、携帯やバッテリーの充電を気楽にでき、wifiがサクサクつながる場所は必要不可欠です。
どうにかリーズナブルにラウンジを使う手はないか探していたら、見つけました。
世界の130カ国500都市 · 世界1000か所以上ラウンジを使える「プライオリティパス」。
しかも自分で年会費を払ってその会員になることもできるけれど、楽天のプレミアムカードを持つとこの「プライオリティパス」を無料で申請できるではないか!!!
しかも「楽天プレミアムカード」の年会費は10,000円。楽天ポイント優待されるし、トラベルコースを選ぶと空港から自宅への荷物の宅配に年2回使えるクーポンもつく。
これは直ぐに「楽天プレミアムカード」を申請しなきゃ!
普通の楽天カードは持っていたので、あわてて「楽天プレミアムカード」へのグレードアップを申請。
これは1週間ほどで届きましたが、プレミアムカードが届いてから「プライオリティカード」発行を申請する仕組みになっているので、焦る、焦る・・・
年末年始を挟んで、間に合うか間に合わないかギリギリのところで申し込んだ私が悪いのですが、何とか出発数日前にゲットできました。
前置きが長くなりましたが、というわけで今回使ったこの「プライオリティパス」の感想を書いてみました。
結論からいうと、成田空港は「▲」。
調べたところ、成田空港第一ターミナルでプライオリティパスの使えるラウンジは3か所。
そのうち2か所は出向手続き前に使えると『IASS Executive Lounge』と『TEIラウンジ』。
この二つは写真をみたところ、さほど広くなく、ちょこっと休憩程度に使える感じみえました。
しかも出国手続き前では時間が読めないので、あまりゆっくり出来そうもないので今回はパス。
そして実際利用したのが、出国手続き後使える唯一のラウンジ「KALラウンジ」でした。そうです。「大韓航空」のラウンジです。
並んだ使用可能な航空会社名の一番下に「Priority Pass」の名前があります。
受付カウンターで「プライオリティパス」を提示して中に入ります。
同伴者も追加料金ではいれるそうですが、その場でのいくらかはわかりません。カード会社の明細で確認してくださいとのこと。
持っているカードによって料金が異なるからでしょうか?
だいたい3,000円くらいらしい。
さてKALのラウンジはこんな感じ。
さほど広くはありませんが、とても明るくて清潔感のあるラウンジです。
韓国語の新聞や雑誌も少しですがありました。
飲み物はビールと5種類のアルコール、コーヒー、紅茶、お茶。
冷蔵庫に牛乳とジュースと水があります。
食事は本当に簡単なものだけです。
朝だからかなと思いましたが、どうやらいつもこんな感じらしい・・・
でも、ミニサイズのカップ麺が意外と嬉しいかったりします。
これらが無料なので、軽食と思えばありがたい話です。
実際JALのさくらラウンジもファーストクラスでなければ、それほど感動的なラウンジではなかったし、他社便のラウンジもちょっと飲み物や食べ物のメニューが多い程度。なので、「KALラウンジ」で十分な気がしましたが、昼間混んでいる時間帯だと、座れないかもと思ってしまいました。
それからもう一つ。
「KALラウンジ」は26番ゲートというかなり端にあり、今回の私たちのANAのゲートから一番遠い場所にあったため、結構大変でした。
結論として成田空港に限っていえば、評価は「▲」。
もしこれだけなら、あえてプライオリティパスの会員になる必要はないなと思います。
しか~し~~~
ここで後半(香港編)に続く・・・