「リッツカールトン香港」のインテリア編その2
今日はベッド回りから紹介します。
ベッドはベッドヘッドと壁面パネルが日本のタワーマンションのモデルルームのようでどっかでみたような・・・とはいえ、さすがにホテルインテリアのプロ。
細かいところまで、計算されていてさすがです。
モデルルームのように見せるだけのインテリアと異なり、ホテルは不特定多数の人が実際に利用するので、インテリアデザイン事態とても難しいのです。
細かくみると、梁に合わせて木製のアーチをつけ、その壁面に布クロスの布団張りパネルを張っています。
ベッドヘッドは同じく布団張りパネル。
上記の写真は夜なのでブロンズにみえますが、昼間見ると落ち着いたゴールドで、品があって綺麗でした。
ファブリックに紫とシャンパンゴールドを用いて品のいいカラーでまとめています。
その中にベッドの上に一つ、ゴールドオレンジのクッションを置いてポイントにしていますが、この色使いはわたしにはないので、勉強になりました。
カーテンはブロンズゴールドのシワ加工。
窓が広いので、溜まりが大きい!
ベッドの正面にTV壁面パネル。
写真をみてわかるかもしてませんが、この壁面パネルの後ろは窓でパネルの周りをぐるっとまわれるようになっています。
またこのパネルはベッドヘッドと同じ生地にクロムのフレームをデザイン的にあしらっていて、このあたりも参考になる納まりです。
ステッチが綺麗!
ベッドの左手に水回りとクロゼットの扉。
扉の取っ手の掘り込みの奥もミラー。
木目が綺麗です。
次回はこの扉の奥の水回りを紹介しましょう!