インテリアショップ「SEMPRE(センプレ)」。
特別なものというより日常生活を豊かにしてくれそうな家具やインテリア小物を扱っていてインテリア好きで知らない人はいないショップの一つです。
北欧家具や小物を中心に、国内外を問わず「シンプル」で「デザイン性」があり、「手なじみ、目なじみ」のよい商品を扱っています。
いつもは南青山のショップに行くことが多いのですが、 今日はその本店である池尻大橋のショップに久しぶりに立ち寄りました。
場所は首都高速の大橋ジャンクションのたもと。なかなかないロケーション。
無機質なジャンクションをバックにお洒落な外観が目をひきます。
ここ本店の特徴は何といっても売り場面積が広いので、家具の展示が多いこと。
早速中に入ってみましょう!
入ってすぐのスペースはグリーンのアレンジが和む可愛いダイニングセットが置かれています。
まさに旬のインテリアです。
1階は「ザ・北欧」のペンダントのもと一部の家具と食器や日用品、インテリア雑貨、小さい家電などが並んでいます。
「うん?イッタラ?」みたいな綺麗な色の食器をはじめ、いろいろ使いまわしできそうなシンプルという一言では終わらない魅力的な食器がたくさんありました。
この中で白山陶器の平形めし茶碗やキコフの紙のような食器はわたしも実際使っていて、とてもお勧めの食器です。
日用品では写真の棚の上にみえるバケツ。
白地に黒のメモリが可愛いぞ!
洗剤も素敵だ!
こんな中、 1階で気になったのはこの掃除機。
先日「マキタ VS ダイソン」の記事を書いたばかりなのに、「±0(プラスマイナスゼロ)」のこのおもちゃのような掃除機が気にってしょうがない!
自宅用に買うか・・・悶々・・・
階段踊り場にはアルテックの普及の名作スツール60が・・・
2階3階は家具が中心。
セブンチェアなど誰もが知っている名品とオリジナル家具がイメージしやすいようにコーディネートされて展示してあります。
今回私が見たかったのがこのオリジナルのソファ。
一見普通のソファに見えますが、背もたれ部分は座に置いてあるだけで、自由に動かせるのが大き特徴です。
例えば、ソファの後ろにダイニングテーブルがあたり、広い部屋を2つのゾーンに分けて使う場合、あっちを向いたりこっちを向いたり・・・
その可動性のおかげで部屋の使い勝手が大きく変わります。
似たような商品が一昨年くらいに「リンロゼ」からでましたが、座の奥行きが900㎜以上で、深すぎでなかなか日本の住宅事情では置くことが難しかったので、これは欲しかった形です。ちなみにこのソファはD900です。
実際座ってみると、フェザーが入っていますが、深く沈みすぎることもなく優しい座り心地です。
これならクライアントに勧められる・・・「ヨシッ!!!」
これ以外ではvitra社の2015年発表の「Belleville 」チェアがいろいろな色や仕上げて展示されていましたが、とても心惹かれました。
2015年のミラノサローネで見ているはずなのに覚えていない・・・
なんと!実際座ってみると、掛け心地もよく前後左右どこから見ても綺麗なので、ちょっと自宅用にほしくなりました。
今日は時間がなくて3階にはいけませんでしたが、3階も家具の展示があり、センプレの家具を見たいかたにはこの本店はお勧めです。
【おまけ】
結局、この印鑑を自分用に注文して帰りました。
(写真は「SEMPRE」HPより)