仕事で谷中に行った時、約束の時間よりかなり早く着いたので、ブラブラぶらタモリしてたら可愛いお店を発見。
「kokonn」と書いて「ここん」と呼ぶこのお店。
古い一軒屋をリノベしたカフェ&食器・雑貨のお店です。
最近カフェに食傷気味であまり行かないのですが、お昼ご飯を食べそびれていたので、思わず入ってしましました。
それが大正解!とってもいい店でした。
まず扉を開けて店内に入ると、あまり広くないスペースに食器や雑貨が並んでいます。和食器とパリ風の雑貨がなんともいえない雰囲気を醸し出している不思議な空間です。
ちょっと西荻窪にありそうな感じ・・・
奥がカフェスペースになっていて、ここは畳ルーム。
ランチセットのビビンバをいただきましたが、写真撮り忘れました。
ぽってりとした手になじむ、そしてとても持ちやすい茶碗でコーヒーがでていた時、「あっ!写真!」と慌ててパチリ。
実はコーヒーにはうるさいわたしですが、ここのコーヒーは丁寧にいれてあってとても美味しかったです。
それにしても、最近畳に座ることがほとんどないので、我が愛すべき御身脚の処理に困りましたが、隣にいた外国人の男性は上手にあぐらをかいて座っていらっしゃいました。 負けた・・・
さてと、ここまではよくあるイマドキカフェの紹介。
いくらカフェブームとはいえ、これだけではわたしは驚きません。
多分「ふ~~~ん・・・」で終わっていたと思います。
が、このあと2階に上がってびっくり!
このお店は海外のヴィンテージ食器も置いてあるお店だったのです。
どうです、2階!
いきなりのParis!
ここに海外のヴィンテージ食器が丁寧にディスプレイされていました。
どれも素敵だったのですが、その中でわたしが一目ぼれしたコーヒーカップ。
色のバランスが絶妙です。
こちらも気になった商品。見事にセットで揃っていました。
主張しすぎないデザインが素敵です。
こんなポップな柄もあります。
どれをとっても素敵なデザイン、しかもそれほど高くない!
1500円前後で買える商品もありました。
状態もとってもよいので、思わず聞いてみたら、オーナーのお友達がコレクターで海外で買い付けたりしているのだそうです。
「ヴィンテージ食器」というと普通は大事にコレクションとして飾られていることが多いのですが、ここは「実際に使えるヴィンテージ」という視点で集められているような気がして、とても新鮮でした。
しかもリーズナブルだけど、食器としてのグレードは高いというそのセレクトの良さに惚れてしまいました。
さて、2階のもう一部屋はこれまた全然趣が異なった不思議な世界。
ここには今話題の「波佐見焼」の食器がたくさんありました。
表のウィンドウにもあった波佐見焼は日常食器としてとても人気がある食器です。
そして、今度東京を離れる知り合いにこの波佐見焼の食器を買って帰りました。
青磁の色のお皿とコーヒーカップ。
気に入って使ってもらえるといいんだけど・・・
最後にこのお店についてもう一つ。
なんと店員さんが赤ちゃんを抱っこして接客。先ほどのオーナーさんも赤ちゃん連れで働いているそう。
保育園が見つかったから今月までの期間限定だそうですが、赤ちゃんと一緒の接客が全く気にならなかったのはこの空間のおかげでしょうか?
次回行く時は、ヴィンテージ食器を買うぞ!
「kokonn」
https://www.facebook.com/kokonn.yanaka/