& BONO  インテリアデザイン、あれやこれや

インテリアデザインのこと、インテリアコーディネーターの仕事のこと、日常でのデザインの話、大好きなホテルの話などを綴ります

「ガラスの茶室」存在を感じさせないその存在感が凄い!

吉岡徳仁さんの「ガラスの茶室・光庵」

2年前に公開されてからずっと行きたいと思っていましたが、なかなかそこまでたどり着けなかった場所。

それがついに9月10日で終了ということで焦っていましたが、神は私を見捨てなかった!!!

 

なんと、今回の京都出張でぽっかり空き時間ができたではありませんか!

「今だ!」とタクシーに飛び乗って行ってきました。

 

f:id:bibimaru:20170901214449j:plain

 

このガラスの茶室があるのは、京都東山山頂にある将軍塚青龍殿。

四条河原町からタクシーで東山に登ること約10分。

 

青蓮院門跡の門のこの脇を抜けると・・・

f:id:bibimaru:20170901215512j:plain

ようやく到着です。

f:id:bibimaru:20170901215543j:plain

拝観料を払い、脇の道を抜けていきます。

f:id:bibimaru:20170901215614j:plain

 

正直目的は「ガラスの茶室」だけど、先に拝観するように注意書きがあったので、青龍殿に入りました。

わたしみたいな人、多いんだろうな!

f:id:bibimaru:20170901215645j:plain

中には国宝「青不動明王」図があります。

実際にはその国宝は奥に保管され、私たちが見れるのはレプリカだそうです。

とはいえ、さすがに撮影禁止です。(そりゃそうだ!)

 

しかし、その内部の建築が想像以上でビックリしました。

特に天井が美しい!

f:id:bibimaru:20170901215716j:plain

さてこの青龍殿をでて、その脇を抜けて真裏にでると・・・

 

「ガラスの茶室」がいきなり目に飛び込んできました。

「お~~~~っ!!!」

f:id:bibimaru:20170901215821j:plain

f:id:bibimaru:20170901215748j:plain

建物としては決して大きくありません。とっても小さく約4m四方(約2畳)ほどの広さです。

 

しかも存在を消したガラスで全て作られているとあって、本当は存在を感じさせない茶室なのですが、その存在を消すことで逆にものすごく存在感のある建物になっています。

 

とことんガラス!

 

作られたものを見ると、「なるぼど!」と思ってしまいますが、この場所にどんなものを作ろうかゼロから考えたことに尊敬の念を抱いて禁じ得ません。

 

この茶室は決してオブジェではなく、実際にここでお茶をたてられるそうです。

あのキャロライン・ケネディ前駐日米国大使もここでお茶をふるまわれたそうです。

 

夏は暑そう!冬は寒そう!ガラスの畳は痛そう・・・等々意見もあると思うけど、自然と一体化して茶を楽しめるなんてなんという贅沢。

f:id:bibimaru:20170901215900j:plain

 

f:id:bibimaru:20170901215934j:plain

 

 

さて、もう一つ特筆すべきはこの「ガラスの茶室」がある大舞台。

あの清水寺の舞台の約5倍という「大舞台」が凄い!

模型の写真を撮ったので、崖の上に建てられた大舞台の張り出し方の凄さがわかってもらえると思います。

f:id:bibimaru:20170901220306j:plain

 

この大舞台のおかげで、何も遮るものなく京の街を一望できます。

この日は天気がよかったので、鴨川から御所もはっきり見えました。

f:id:bibimaru:20170901220012j:plain

天下を取った気にさせてくれます。

 

気持ちよくて長居した大舞台を後にすると、将軍塚の立て札が・・・

ここが将軍塚という名前になった由来は、今から千年以上前、桓武天皇がこの山に登って平安京を作るとお決めになった時、都の鎮静を願って将軍像をここに埋めたことからきているそうです。

f:id:bibimaru:20170901220159j:plain

 

 

あと9日しかありませんが、ここで朗報!

なんと吉岡徳仁さんは9月9日と10日トークイベントで京都にいらっしゃる時に、ここ「ガラスの茶室 光庵」にも立ち寄られるそうです。

 

しかも、着物を着ていかれる方はこの茶室でお点前をいただけるかも・・・

徳仁さんのFBを要チェックです。

 

天台宗青蓮院門跡 将軍塚青龍殿