わたしが東京で一番好きなお弁当!
東京の亀戸升本のお弁当の紹介です。
昔、歌舞伎を見に行く時に銀座三越で何気なく買って依頼、大ファンになりました。
先日買ったのは、こちらです。
「香取弁当」
早速フタを開けてみましょう。
「エッ!地味?!」
そう!
最近のインスタ映えのするお洒落なお弁当ではありません。
でも、中身がぎっしり詰まって、とっても正直に作られたお弁当が升本の特徴です。
升本のお弁当は中身によって数種類あります。
今回の「香取弁当」は升本のお弁当には珍しく酢飯のご飯です。
そのご飯の上にのっているのは升本の看板商品で升本のお弁当全てに入っている。「亀戸大根たまり漬け」。
HPによると亀戸特産の江戸野菜の一つである亀戸大根を有機醤油と紹興酒作った肥前のタレに漬け込んでつくった自慢の一品とのこと。
ポリポリ音をたてる歯ごたえがとっても美味しい漬物です。
同じく全てのお弁当に入っているのが、亀辛麹(かめからこうじ)。
写真の右上の段の青唐辛子の下の容器に入っています。
これは青唐辛子と米麹、有機醤油を熟成させてつくったタレのような辛味です。
これをおかずにちょっとつけて食べると、味がピッと引きしまってとっても美味しくなるからとても不思議です。
一つ一つのおかずもきっちり丁寧に作られいて、どれ一つハズレがありません。
しかもぎっしり入っているので、食べ応え抜群!
見た目よりお腹いっぱいになります。
お母さんが運動会とかに作ってくれたお弁当を思い出すお弁当に近い感覚です。
升本のお弁当の一番の特徴は、「保存料を使っていないこと」。
なので。夏はこのようなお断りがつきます。
夏以外は、味も東京のお弁当にしては薄めで、食べた後、しつこく感じませんが、夏はちょっとだけ濃いめ。でも、それで他のお弁当と同じくらいかな?
もう一つおまけに、この日はこの一口おはぎが残っていたので、買ってきました。
このおはぎは砂糖をつかっておらず、かわりに甜菜糖を使っているので、やはりお腹にもたれない甘さが優しいおはぎです。
味は普通の餡と黄粉、玄米の3酢類。
どれもピンポンボールくらいの大きさなので、ペロッと食べられちゃいます。
このおはぎの「勝運おはぎ」という名前の由来は、3つのうち一個に「白玉」が入っているからだそうです。
升本のお弁当はデパートやショッピングビルなどに入っていますが、あまりたくさんはつくらないのか、夕方には売り切れていることが多いのが玉に瑕。
少なくとも5時前には行ったほうが間違いないです。
わたしはだいたいラスト2個とか1個のことが多く、たまにのぞいて残っていると「ラッキー♪」と口にしてしまうほどです。
チャンスがあったら、是非トライしてみてください。