友だちのふくちゃんがやっている陶芸の作品展が、横浜三渓園であるというので行ってきました。
実は横浜市に住んでいたことがあるわたしですが、三渓園は訪れたことがありません。
「いいよ!」「一回は行くべきだよ!」という友だちの言葉がずっと気になっていたので、ようやくという思いで、電車とバスに揺られてたどり着きました。
門をくぐった第一印象・・・ひ、ひ、広い!!! ( *´艸`)
広いとは聞いていたけど、想像上!
ここ「三渓園」は実は横浜の実業家「原三渓」が作り上げた庭園という予備知識で
単に庭園だけあると思っていたので、他から移築された日本家屋があるとは全く知らず、ただただあんぐり!
やっぱり頭で考えているだけではダメだなあ!
行って、見て、聞いて、ふれてみなきゃ。
というわけで数回にわけて「三渓園」の紹介をします。
とはいえ、まずはともだちのふくちゃんの作品展の紹介。
今回のワークショップ作品展のの会場は三渓園の中の【旧燈明寺本堂】。
なんと室町時代の1457年、京都 木津川氏の燈明時に建てられた日蓮宗の寺院を移築した本堂で歴史的にも価値のある重要文化財です。
ここで作品展をできるって、凄い!
作品展は陶芸ワークショップ「TAKAGI KAORU WORK SHOP」と花の教室「野本リエ【花の時間】」のコラボ開催で、コンセプトは「律の風 朱の平ら」。
中に入ってまず目に入るのが、仏像の前に大胆に活けられた花たち。
静かな空間と秋の朱赤の対比が凛とした空気を呼んでいました。
でも、陶芸も負けてない!
今回の作品展はただ陶芸品を並べてみるだけではありませんでした。
写真で座っているの姿がわかると思いますが、それぞれの作品で抹茶をだしてもらえるのです。
こちらがふくちゃんのお点前一式。
かなりアーティスティックでしょう?
これで抹茶?
そう、これで自分でお茶をたてて飲むのです。
この展示を超えた作品展のあり方にビックリ(@_@)!!!
そして、納得!
実際に手で触れて、口に運ぶと、単に眺めているだけとは異なる感慨にふけります。
思ったり以上に優しく、楽しく、心地いい感触。
実は友だちの作品だけでなく他の方の作品もとっても前衛的で個性的。
場の力と作品の味が合わさって普通のギャラリーでの作品展とは違う雰囲気がよかったなあ!
ちょっと陶芸やってみようかな!と思うほど、自由で楽しそうなイマジネーションの世界に引き込まれた時間でした。