横浜三渓園ですが、先に紹介した旧燈明寺からもう一つ、三重塔も移築してきました。
というわけで、その三重塔に向かいます。
途中、こんなせせらぎや・・・
秋らしく彼岸花があり、
坂道を登ると、向こうに横浜らしい景色が広がり・・・
やっと到着しました。
なかなか趣のある三重塔。
海外からの観光客のフォトスポットになっていました。
下り道。
意外に疲れたので、 麓の茶屋でちょっと休憩
さて、ここまでがここ三渓園の外苑と呼ばれる区域で、明治39年にここがオープンしてから一般の人にも開放されてい場所でした。
そして、ここからが内苑と呼ばれる原家の私庭だった区域。
趣が少し異なります。
その中心がこの「臨春閣」。
前回紹介した「旧矢箆原家住宅」が民家だったのに比べ、こちらは紀州徳川の別荘として建てられた建物。あの徳川吉宗も幼い頃、ここで過ごしたことがあるという由緒ある住宅です。
な、な、なんと桂離宮と並んで数奇屋風書院造の双璧と呼ばれているそうです。
知らなかった~~~!
でも、この建物をみて納得。
美しい!
残念ながら中には入れず、のぞいただけですが、障子の美しさが際立っていました。
日本建築の美しさを改めて見直します。
こちらは「聴秋閣」。
これまた凄い歴史のある建物で、徳川家光が二条城内に建て、後に春日局が賜ったそうです。
何気の凄い!
これ以外にもいくつかの建物が、綺麗に手入れされた庭に点在していて、見ごたえ十分。
途中の庭もわびさびの世界が広がっていました。
本当はともだちの作品をみたらすぐ帰る予定したが、結局2時間以上見て回った三渓園。
まだ行かれていない方は是非一度足を運んでみてください。
異次元の不思議な世界にタイプスリップできますよ。