さて肝心のミラノサローネですが、まずは会場の様子からお伝えしましょう。
まずはお決まりの会場入り口をパチリ!
いつもと変わらない風景の見えますが、今年は警察によるボディチェックがありました。
やはりシリア空爆の影響かな?このあたりは中東が近いヨーロッパならではです。
毎年書いていることですが、ミラノサローネは今や単なる家具の展示会ではなく、もっと広がってあらゆる分野のデザインの祭典となりました。
会場も見たいブースてんこ盛りですが、全部見ていてはとても時間が足りないので、今年も見たいところをピックアップして回ります。
多分全体の20分の1・・・イヤイヤ50分の1くらいかも・・・ってくらい絞り込みました。
会場を回るポイントとして、まず外せない日本に代理店があって実際に購入できるメーカーのブースをメインにまわること。
これらは、日本から来ているスタッフに細かく説明をしてもらって、じっくりみます。
それ以外は、ブースを回りながら、全体の傾向をとらえつつ、目に付いたブースに入ります。
そんなせわしない会場巡りで、今年も気になったことを書いてみました。
1)メインカラーは深みのあるグリーン
去年に引き続きグリーンがメインカラーの一つでしたが、グリーンの色味がちょっと変わってきていて、深みのあるアクアマリン・濃いピーコックグリーンなどバリエーションが増えていました。
組み合わせる色も去年のテラコッタ色も見られましたが、差し色程度でグリーンの割合が増えていました。
2)木の色がちょっとだけ濃くなってきていて、ユーカリなどの木目が増えてきた。
3)角のとれたデザインは変わらないが、異素材との組み合わせや3本脚の丸テーブルなど他と差別化したデザインのテーブルが増えた。
4)ソファ前は今まで以上にスツール、小テーブルなど組合せが一般的になった。
5)稀有な石の種類が更に増え、見たことのない石がまた出ていた!
加えて、ハンドメイドのガラス・塗装仕上げもとても素敵だった!
6)それだけで絵になるクロスやパネルが随所でみられた
7)今年もブロンズ・ゴールドが主流
8)フレキシブルな掛け方ができるソファがチラホラ・・・
と、ここまで書きましたが、正直まだまとめきれていないのが本当のところです。
何か気が付いたことを思い出したら、追記しますね!