今回、6人の世界的デザイナーとコラボしてホームコレクションを発表した世界的クリスタルメーカー「スワロフスキー」は、歴史的な建物であるセルベッローニ宮の中庭の特設会場でクリスタルを使ったホームユースの小物や照明を発表しました。
その展示会場の名前は文字通り「クリスタルパレス」。
会場前で入場を仕切っていたお兄さんたちのイケメンぶりときたら・・・
しかも、意外に気さくに話かけてくるのでおば様のハートは必要以上にパクパクしてしまいました。
胸の動悸を抑え入った会場では、6人のデザイナーの作品がその輝きを競い合っていました。
さすがにクリスタルなので、キャンドルスタンド、花器といったインテリア小物がほとんどで、店頭に並べたら直ぐ売れそうな商品ばかり・・・
デザイナーの個性にあふれる作品はみていて面白いものばかりでした。
この中に日本の「nendo」の作品がありますが、わかりますか?
その中で断然、目立っていたのが、こちらの商品。
クリスタルと金属の組み合わせで、ここだけ幻想的な世界が広がっていました。
下から見上げたところ・・・
危ない魅惑の世界に引き込まれていく感じです。
こちらは壁掛けの照明。カットが美しい・・・
実はこれら作品が展示してあった「クリスタル パレス」は天井・壁ともにカラスで作らえれた、言わばガラスの温室状態。
いや、この日ミラノは大晴天で中は暑いの何のって!
死ぬかと思うほどの暑さで、これ以上中にいたら脱水状態になりそうだったので、駆け足で外に脱出。
外に出てホッと一安心。
外の方がよっぽど、涼しい・・・
さて、こんな中庭のある会場の「セルベッローニ宮」は1770年に建てられた歴史的建物で、あのナポレオンも滞在したとか・・・
その建物の中では、ある家具メーカーが展示を行っているとのことだったので、室内見たさに入ってきました。
みてわかる通り、展示してあった家具よりその室内の装飾の凄さに目を奪われるばかり・・・
あまりに素晴らしい空間での展示って、その空間が家具を引き立てるけれど、家具自体に主張がないと視線をもっていかれてしまうことを痛感。
いいのか悪いのか・・・
とはいえ、わたしたちにとっては普段は入れない建物内を見学できて、ラッキーだったけどね。
あともう少し続く「ミラノサローネ便り」。
もう少し、お付き合いしてね!