& BONO  インテリアデザイン、あれやこれや

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「大地の芸術祭 妻有トリエンナーレ2018」過疎地の廃屋が蘇るの巻

「大地の芸術祭 妻有トリエンナーレ2018」で印象的だったことが、もう1つ!

この芸術祭が行われている一体は全国屈指の豪雪地帯で、新潟でも過疎化がどんどん進んでいるところ。

そんな過疎地にある廃屋を使ってのまさかのアート作品が数多く見られました。

まさに廃屋を逆手にとって、この相反するもので、過去の歴史の抜け殻で現代社会の影を見せてくれているような気がしました。

 

その代表作の一つが、こちら。

作品名もまさに「脱皮する家」

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案内のノボリがなければ見過ごしてしまいそうな古い家。

 

1歩中に入って、ビックリ‼️

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実に頑丈そうな見事な梁が天井に張り巡らされています。

 

そして、その一つ一つはおろか、壁や床全部。

家中が彫刻刀で彫られているのです。

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ただそれだけ?

といえばそうですが、実際その空間に立つと圧巻の存在感です。

廃屋が脱皮した生き物のように、異なる姿に形を変える…

もはや、「廃屋」がただの廃屋ではなくなっておました。

 

同じくこちらの廃屋は…全く異なる方法でその姿に向き合っています。

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題して「黄金の家」

外観を撮り忘れましたが、こちらはもっとボロボロの廃屋でした。

これも強烈な印象です。

 

最後は廃屋は廃屋でも古い工場を使ってのインスタレーション

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1階には糸で繋がった石膏のボール

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2階にはその糸が切れて床にぶちまかれたというイメージのボール

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しんと静まり返ったフロアに静かにただずむ作品に何か「無」を感じたのは何故でしょう。

 

明日は、宿泊先の廃校をリノベした宿のお話なぞをしたいと思います。