ブログ復帰第2段は今年のミラノサローネで一番印象に残ったブランドを紹介!
昨年、一昨年のブログにも書いたけど、ここ数年のいわゆるハイブランドがインテリアの領域に本気で参入してきました。
これらハイブランドはインテリア業界のブランドとは異なった視点でインテリアデザインを見せてくれるので、こんな面白い見方があるのかといつも刺激を受けます。
そんな中、今年ぶっちぎりで面白かったのが「GUCCI」
グッチといえば、2015年にクリアイティブディレクターに就任したアレッサンドロ・ミケーレが今までのグッチになかった彼独自の世界を繰り広げて、その勢いがとどまるところを知らない勢いです。
唯一無二の彼の世界は、誰のものでもない、誰も真似できないマジカルワールドで、そこに惹かれる人が後を絶ちません。
そのアレッサンドロ ミケーレが見せてくれたインテリもやはり唯一無二の世界でした。
会場となったのは、ファッションブランドが並ぶ街の路地のお店。
通常のグッチの店舗でない場所をこの時期にそれ用に用意したらしい。
午前中早い時間にいったにもかかわらず、大変な人気で長い行列が既にできていていて、20~30分くらい待たなくてはいけない状態でしたが、ウィンドウディスプレイが素晴らしく写真を撮っていたので、飽きがきません。
ガラスに映りこんで写真が上手く撮れなかったのは、残念!
これを見ているだけでワクワク・・・
漸く中に入ると、ミケーレワールド全開!
言葉はいらないので、しばし鑑賞してください。
お腹い一杯?
好き嫌いがはっきりする世界なので、侘び寂びの日本人には「!?」って人も多いけど、ここまで自分だけの世界を表現できるところにわたしは脱帽です。
色と柄の羅列に見えるけれど、微妙に考えられていて計算だけでは作りだせない世界です。
個人的にはこの椅子がお気に入り♡
無茶苦茶可愛い!
買って帰れそうなもの・・・この可愛いクッションとマグカップならと思いましたが、荷物を考えて踏みとどまりした。
でも、やっぱり買って帰ればよかったと、このブログを書きながら後悔しています。
壁紙もありそうでない色使い・・・
2階もあります。
このコーナーはヨーロッパのおばあちゃんち風(勝手なイメージ)
2階は天井が高いのでディスプレイも圧巻。
でも、会場になったこのうちの天井も負けてはいないぞ!
ダイニングルームのディスプレイは「おーーーーーー!!!!」という声があちこちから聞こえます
いかがでしたか?
好き嫌いもある世界だと思いますが、万人受けを狙って中途半端なブランドが多い中、この振り切り方は凄いの一言です。
伝統の中の革新!
こうやって生き残っていくハイブランドの凄さを今回もこのグッチでみせてもらいました。