& BONO  インテリアデザイン、あれやこれや

インテリアデザインのこと、インテリアコーディネーターの仕事のこと、日常でのデザインの話、大好きなホテルの話などを綴ります

「テーブルウェアフェスティバル2020」に行ってきたよ~その1

久しぶりに「テーブルウェア・フェスティバル」に行ってきました。

最後に行ったのは何年前だっただろう?

テーブルコーディネートがあまりにお店のディスプレイ化し過ぎて、その食卓を囲む人の顔が見えなくなっている感がしてきたことと、もう食器は増やさないぞと決心したことで、興味が薄れてしまい足が遠のいていました。

 

 でもやはり食器は好きだし、モデルルームの仕事にテーブルコーディネートは欠かせないので、「チラッと見てこようかな~」と軽い気持ちで仕事の合間に東京ドームまで足を延ばしました。

 

結果、今年は久しぶりにいい刺激を受け、食器も掘り出し物も見つけて満足して帰りました。

 

「テーブルウェアフェスティバルって何?」って方はまずは公式HPをご覧ください。


 

 

会場は東京ドーム。

平日の昼間でしたが、来場者は女性がほとんどなのでまあまあの人出でした。

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テーブルウェア大賞の作品展示、テーブルウェアメーカーや作り手の企画展示、食器メーカ―の展示販売、著名人によるステージイベント等、広いドームを埋め尽くしています。

まずは、今年の「テーブルウェア大賞」の受賞作品から・・・

 

今年のオリジナル食器部門の大賞はこちらの漆器。

緻密なアラベスク文様が印象的なこの漆器は重箱でもありますが、皿も一緒に重なられています。

艶消しと艶ありの使い分けもアクセントになっていて、華やかさと落ち着きを兼ね備えている作品でした。

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もう一つ個人的に好きだったのはこの角皿。

モダンな絵柄と押さえた色調ですが、この厚みと形と相まって、食器にとどまらない陶芸作品になっています。

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一方、テーブルコーディネート部門は、今年の『乾杯!~お祝いの食卓~』というテーマのもと、今年は「和」との組み合わせのコーディネートが圧倒的に多かったのが印象的でした。

 

「和」がテーマのコーディネートは、和食器自体小さいものが多いためか、気を抜くとチマチマした感じになりやすく、意外と難しい。

また和食器はピンからキリまで、選択範囲が広いので、どの焼き物を使う?漆器は?ガラス類は?等、どこで個性を出して差別化するか難しい。

 

そんな中での大賞作品がこちら・・・

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シンプルだけど、ポイントの色使いが上手なコーディネートでした。

 

上手だなと思ったのはこのコーディネート。

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グリーンの使い方、部屋全体の設えも含めて、現代の食卓に自然に溶け込む感じ。

テーブルコーディネートのコンテストとなると、ちょっと変わったアイディアを取り入れがちですが、このコーディネートは気をてらわず、洗練されたコーディネートで好感が持てました。

直線の中にこんもりと丸い漆器と不定形な丸皿の組み合わせのセンスも参考になります。

 

 

特別企画展では、「瀬戸焼」のブースにこれだけでも来てよかったと思わせる作品が並んでいました。

先に告白すると、昔は何だか年よりくさいと思って見向きもしなかった織部焼を、ここ1~2年で急に意識するようになってきました。

 

多分、わたしが年を取った証拠。

いろんなものを見て、経験してわかる滋味がわかるようになったからかなあ?

 

年齢によって興味あるブースが違うのもこれほどの規模でテーブルウェアが一同にみられるからこその良さということも認識しました。

 

さて、そんな私の心にすっと入ってきた作品がこちらです。

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特に花器!  

この松の活け方がよかったものあると思いますが、形といい、色といい、見る人が「こんな風に年をとりたいな!」と思ってしまう作品です。

 (私だけか~?)

 

食器も織部の中でもグリーンだけなので、下手をすると垢ぬけない感じになるのですが、食器の持つデザイン性と質感がそうさせていない感じで、上手いなあと思いました。

織部の「棚橋淳 陶房」の作品だそうです。

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この織部のコーナーではほかにこんなモダンな焼き物も展示されていて、新しい織部を印象付けられました。

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同じブースのこのアレンジもまた、控えめな色使いと大胆な活け込みが織部にとても似合っていました。

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洋食器では、「美食の国 イタリア」のリチャード・ジノリのこちらのコーディネートが完成された美しさを醸し出していました。

このあたりは、さすがです。

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また下記の2つは、和食器にない洋食器ならではの色使いとテーマのセッティングで、テーブルの上に楽しさを演出していました。

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このフェアでは、毎年芸能人がコーディネートしたブースが展示されて人気を集めています。

毎年、あまり期待せずさらっと通り過ぎるだけですが、今年は意外にも、小倉優子さんのこのプロヴァンス風のコーディネートが、ただ単に可愛いだけでなく、実際の生活に基づいた確かな提案力を感じました。

料理を得意とするだけあるなあ・・・

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ちなみにこちらは壁面の絵をみてわかるとおり黒柳徹子さんのブース。

派手というより、彼女らしさ満載で「フムフム・・・」

パーティ楽しそう!

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それより、黒柳さんがコラボしていたビーズ作家田川啓二さんのこれらのドレスが凄すぎて凄すぎて・・・

これ全部ビーズなんだってー!

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今日はここまで・・・


次回は実際わたしが会場で購入した食器を含めて、販売しているお店の様子を紹介したいと思います。