東京国立博物館で開催中の「出雲と大和」展に行ってきました。
ここ東京国立博物館(以下トーハク)は金・土曜日は夜9時まで開館しているのでありがたい!
仕事が終わって駆けつけても十分鑑賞できる時間です。
さて今回の「出雲と大和」展はトーハクの本館隣の平成館が会場です。
夕方なので少しは少ないかなと思いましたが、なかなかの人出で人気の高さがわかります。
ということで、早速紹介といきたいのですが、もうここでストップ!
写真OKだったのは、この模倣銅鐸のみ
あとは作品はおろか入口外からタイトルの看板を写すこともできないということで、唖然としてしまいました。
何か理由があるのね!
でもわからない・・・理由がわかれば納得するけど、会場入り口の看板もダメとは・・・
「イヤホンガイド受け付けは撮ってもいいですよ!」って・・・どういうことだ。
いろいろ紹介した展示物があったけど写真がないので、写真掲載有のHPで見つけたのでそのリンクを貼っておくので、参考にしてください。
このHPのアイキャッチにもなっていますが、一番驚いたのは、入ってすぐのところに展示されていた古代出雲大社を支えていたという柱の土台。
そして古代出雲大社は高さが48mもあったという事実。
全く知らなかった。
ここでいきなり振り出しに戻りますが、そもそも出雲と大和の関係性も今回この展示をみるまで全く知りませんでした。
神話だからと片付けられない奥深いつながりがあったとは・・・
このあたりの説明も上記の「美術手帳」HPをみてね!
もう一つ驚いたのは、古墳から発掘された埋葬品の工芸品としてのクオリティの高さとその国際性。
海を渡っての交易にでた弥生人たちの開拓精神にこれまた驚きます。
個人的に興味深かった展示品が紹介されていたのが、この「紡ぐプロジェクト」のHPページ。
こちらで紹介されている鹿の埴輪と須恵器の創造性の高いことといったら・・・
須恵器にいたっては現代アートか!という面白さ!
もっともっと紹介したい展示物があったのですが、説明だけしても所詮素人なので、限界があるというわけで、ここで終了。
といっても、内容的にはとても興味深い展覧会で、教科書でぺらぺらめくってただけの日本書紀の世界がこんなにも豊かで深いものだったのかと感心してしまいました。
日本文化は奥が深いぞ~~~
時間のある方は是非見にいってください。
帰りに本館の常設展を久しぶりに眺めて帰ったら、こんなに遅くなってしまいました。
夜のトーハクは美しい!