& BONO  インテリアデザイン、あれやこれや

インテリアデザインのこと、インテリアコーディネーターの仕事のこと、日常でのデザインの話、大好きなホテルの話などを綴ります

「BEAMS JAPAN」で日本の家具の名品にふれる

ず~っと気になっていながら、なかなか行けない店の一つ「BEAMA JAPAN ビームス ジャパン」にやっとやっと、4年越しの片思いで行ってきました。

 

今更ですが、「BEAMS JAPAN」はあのBEAMSがBEAMSの視点で様々な日本の様々な文化を紹介しているショップです。

 

BEAMSの鋭い感性で選んだ伝統的な日本文化、そして新しい文化ってどんなんだろう?

 

そんな思いでお店に入りました。

 

先に結論をいうと「なるほど! そうきたか!」です。

インバウンド向けかなと思っていましたが、私たち日本人が知っておきたい「今の日本」の文化がみてとれました。

 

こちらが私が今回訪れが「BEAMS JAPAN」新宿店です。

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こちらの店舗は地下1階地上5階、それぞれのフロアがわかりやすく区分されています。

 

1階 「祭」 日本の銘品  ジャンルにとらわれず日本全国から集められた商品

2階 「衣」 日本の洋服  BEAMSが発信する今の日本のファッション

3階 「眼」 日本のセンス 日本初の商品の中でもカスタマイズされた商品

4階 「趣」 日本のポップカルチャー 日本の誇るポップカルチャー

5階 「匠」 日本のクラフト  BEAMSならではの視点で見つけた日本のクラフト達

 

 

こちらが1階の日本の銘品たち・・・

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ジャンルは全く関係なしなので、逆にワクワク感がある陳列棚。

牛乳石鹸があるかと思えば、ナタもあるし。キューピーちゃん・・・

こんな棚が四方にあるので、見ごたえがあります。

 

そんな中かなりの面積を占めていた青森のヒバで作ったアロマのコーナー

試してみたら、森林の深くて力強い香りがフワッと広がります。

国産アロマ、こんなのがあるんですね!

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ここで一気に5階にあがり、まずは自分の仕事にも直接関係する「日本のクラフト」コーナーへ・・・

 

陶器、漆器から布、紙などのクラフトがずらりと並んでいます。

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まず注目すべきは、上の写真にも写っている家具。

こちらは同じ剣持勇さんデザインの名品で、なんと日本で初めてニューヨークMoMA美術館に永久収蔵された記念すべき商品です。

今無きホテルニュージャパンのバーラウンジで使われていました。

 

 

こちらの籐のスツールも剣持勇さんデザインの名品でなんとも言えない曲線が美しいスツールです。

 

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これらは新潟県長岡の(株)Y・M・K長岡の商品です。

 

同じく天童木工の作っている家具の名品もさりげなく展示されていました。

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奥のダイニングテーブルとチェアは水之江忠臣さんデザインの作品です。

なんと1954年に神奈川県立図書館用につくられ、その後六本木にある国際文化会館にも使われた名品です。
凄いと思うのは、デザインとして一つも奇をてらったところがないところ。

 

普通に見えて普通じゃない!

 

60年以上前のデザインなのに、今の住宅にもなんの違和感もなく納まるところはさすがです。

 

手前の低い椅子は長大作さんデザインの低座椅子。

和室に置いても違和感のないデザインで丸みのあるデザインが可愛い椅子です。

 

これ以外にも柳宗理さんのバタフライスツールなどが展示。

 

実際展示してある家具は本当に少ないのですが、凄いなと思ったのは、これらの名品を「使う」という視点で置いてあったこと。

これらの名品はともするとミュージアムで見るものとしてとらえられがちですが、やはり家具は住まいの中で使ってなんぼのもの。

 

名品であるからこそ、自分の住まいの中で使ってほしいという思いが伝わってきて、共感しました。

 

実際これらの家具は名品といえども決して手の届かない高額な商品ではありません。

一度本物に触れて、いいものはなぜ残っているか感じてもらいたいなと思います。

 

そういう意味でもこの「BEAMS JAPAN」の仕事に賛同いたします。

 

 

今日はここまで・・・

 

次回も「BEAMS JAPAN」の紹介が続きます。

 

 

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